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「本当に素晴らしいことだ」

記録と共に決勝トーナメントへ

チャンピオンズリーググループ予選、全6試合中第4試合目にして早くも決勝トーナメント進出を決めたFCバイエルンミュンヘン。マンチェスターCも火曜日にCSKAモスクワに勝利し、この2チームが昨夜、CL最速の予選突破を果たした。「チームと監督を心から祝福したい」と昨日の深夜にパーティー会場で述べたのはカール・ハインツ・ルンメニゲ。ウリ・ヘーネスも「満足している。我々は4試合で勝点12を獲得した唯一のクラブだ。これは本当に素晴らしいことだ」とチームの成績を賞賛した。

これまでの戦積はパーフェクト。過去に4戦4勝(得点12失点1)と、これほどまで順調に駒を進めたクラブは存在しない。それだけプルゼニュ戦に勝利したことは凄いことなのだ。トーマス・ミュラーは「僕たちはベストパフォーマンスを出せず、苦戦を強いられる結果となった」と試合を振り返った。GKノイアーは「そんなに落ち込む必要はない。9連勝という数字は僕たちが非常に安定してプレーしていたということ」と、バイエルンの到達した記録に対してコメントしている。

2002-03シーズンにFCバルセロナが打ち立てた連勝記録に肩を並べたバイエルン。昨夜の試合では16分にシュヴァインシュタイガーがポスト直撃のシュートを放つなど、早い時間帯で得点の匂いを漂わせていた。しかし、チェコ王者のプルゼニュに対して「リスペクト」を持って試合を望むと、会長ルンメニゲが試合前にもコメントしていたように、同チームはその警戒に値するプレーを所々で見せていた。

マンジュキッチが決勝点

「チャンピオンズリーグの試合というのは必ず非常に厳しい戦 いになる。プルゼニュは本当にいいチームだ」と、指揮官グアルディオラもプルゼニュ戦が難しい試合になることを予め予想していた。1レグでは確かにバイエルンが5-0で大勝したが、前半FWコラーのヘディングで危うく失点しそうになったシーンなどを考慮しても、ミュンヘンでの試合がプルゼニュの真の実力でないことは2レグで証明された。

選手交代のカードを切ってからチャンスが徐々に増えてきたバイエルンサイドは、49分のラームや52分のリベリー、56分のファン・ボイテンのチャンスなど、最終的には22本というシュート数を記録し絶好機を演出し始める。さらに監督の采配が奏功し、途中出場したマンジュキッチがラームのピンポイントクロスをプルゼニュゴールに叩き込んだ。GKコザーチクも再三再四好セーブを見せていたが、さすがに体の重心と逆方向に放たれたマンジュキッチのヘッドを防ぐことはできなかった。

ザマーがチームを賞賛

バイエルンの取締役マティアス・ザマーは「チームが昨夜の試合に勝利したことは、例え内容がベストでなかったとしても、大変凄いことだ」と賞賛し、「確かに改善点は伺えるものの、まだチームは成長している段階だ」とコメント。バイエルンのCL予選の結果には大いに満足しているようだ。

そして、チームを成熟させるための実践機会というのはこれからも嫌というほど訪れる。CL決勝トーナメント進出を決めたばかりのバイエルンを待ち受けるのはブンデスリーガ次節のアウグスブルク戦。グアルディオラ監督も「難しい試合になる」と予想。とはいえ、バイエルンは今までも数多くの厳しい試合を前にしっかり調整し結果を残しているだけに、次回も期待が寄せられることは間違いない。