presented by
Menu
「全力投球」

バイエルン、モロッコに到着

FCバイエルンの本年最後のタイトル獲得ミッションが始動した。《ヘルプストマイスター》を決めたブンデスリーガでのハンブルガーSV戦のわずか4時間後、バイエルン一行はモロッコに向けてミュンヘンを後にした。三冠王を乗せたルフトハンザ臨時便は、深夜1時頃(ドイツ時間)に気温12度のアガディールに着陸した。
「あそこでは今年取り残している最後のタイトルをいただくつもりだ」とカール=ハインツ・ルンメニゲは、FIFAクラブワールドカップ優勝への意気込みを見せた。

もっとも「タイトルは欲しいが、一筋縄ではいかない」ことは、ルンメニゲも出発前から百も承知。しかしうまくいけば、バイエルンは、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、ブンデスリーガ、DFBポカール(ドイツカップ)に次ぐ今年5つ目のトロフィーを手みやげにモロッコから帰国することになる。

「たしかにドイツ国内ではあまり注目されていないタイトルである。だがそれはこれまでにドイツのクラブにはあまり縁がなかったことと関係しているのかもしれない」とルンメニゲはいう。代表取締役のルンメニゲ自身は、選手時代(1976年)と副会長時代(2001年)の2度にわたり、FCバイエルンで当時のトヨタカップで優勝し、世界タイトルを獲得している。
「ほかの大陸では、かなり注目度の高いタイトル」であることを理解しているルンメニゲは「当然我々のチームも全力投球でタイトル獲得を目指す」と宣言した。

23名の登録メンバー

新しくなったFIFAクラブワールドカップを監督としてすでに2度制覇している(2009年、2011年)ペップ・グアルディオラは、体調に問題のない選手を全員引き連れてモロッコへ向かった。負傷中のアリエン・ロッベン、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、ホルガー・バドシュトゥーバーの姿はなかったが、23名の登録メンバーには、若手のユリアン・グリーンも入っている。

モロッコでは、練習、記者会見と、連日ハードスケジュールが組まれている。それでもアガディールのチーム宿舎に到着した後には、とりあえずはゆっくりと旅の疲れをいやすことができそうだ。本日日曜、午前中は選手たちの休息時間にあてられ、夜にも(「夜」なの? 「午後」の練習は?)軽いトレーニングしか組まれていない。アガディールでは16日(火)ドイツ時間の午後8時半より、初戦を制したアジア王者、中国の広州恒大と準決勝を戦うことになる。

チームは試合翌日の17日(水)にマラケシュに移動し、21日(土)に広州恒大戦の結果次第で3位決定戦(5時半キックオフ)もしくは決勝戦(午後8時半キックオフ)を戦う予定だ。バイエルンの選手たちは試合翌日の22日(日)に帰国し、そのままクリスマス休暇に入ることになっている。