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インタビュー

ようやくしっかり汗をかくほど動けるようになった

ホルガー・バドシュトゥバーが帰ってきた。金曜日からバイエルンのセンターバックが再びゼーベナー通りでリハビリプログラム行うことになる。ここ数ヶ月間クラウス・エデル氏の下、ずっとリハビリセンターで回復に励んでいた同選手。バドシュトゥーバーにとって、長いリハビリ期間の大きな進展となった。

約1年前の12月1日、ボルシア・ドルトムント戦で初めて十字靭帯断裂を患い、その5ヶ月後にも同じ箇所を再び負傷。そうこうしているうちに24歳を迎えた同選手は、左ひざ膝蓋腱の一部を右膝の十字靭帯に移植するべく、ここ数年間で4回にも及ぶ手術を受けなければならった。

バドシュトゥーバーのその長い苦悩の日々は見てはいられないものであった。だが、松葉杖を卒業してからはもうしばらくになる。リラックスした様子でfcbayern.deとの待ち合わせの時間に現れ、過去の数ヶ月について語ってくれた。

ホルガー・バドシュトゥバーとのインタビュー

fcbayern.de: ホルガー、調子はどう?
バドシュトゥーバー: 調子は凄く良いよ。リハビリもここまで順調で毎日前進しているしね。満足しているけど、まだまだ厳しいトレーニングが待ち受けてるのはわかってるよ。

fcbayern.de: つまり全部予定通りってこと?
バドシュトゥーバー: そうだね。始めて靭帯を負傷したときより明らかに良い感じだよ。あの頃よりも自分自身が一つ成長したってことだね。最近はトレーニングをきつくして、時間も長くなっている。ようやくしっかり汗をかいて動けるようになって楽しいよ。

fcbayern.de: 何週間もドナウシュタウフでリハビリをしていたけど、またゼーベナー通りに戻ってこれて良かった?
バドシュトゥーバー: チームとのコンタクトが少なくなってしまったけど、違う場所でリハビリに励むってことは自分で決めたことだった。前回とは少し違う方法でやりたかった、環境を変えて自分自身と向き合ってリハビリに集中したかった。

fcbayern.de: でも完全に一人っきりだったわけではないよね?例えばマリオ・ゴメスやサミ・ケーディラ、ハミト・アルティントップがいたことはどうだった?
バドシュトゥーバー: 凄く良かったよ。色んなことを話してお互いに助け合っていた。偶然なってしまった状況だけど、皆そこから何かしら持ち帰れたと思う。僕自身は今膝の怪我に関しては何でも知ってるからね(笑)

fcbayern.de: 初めて十字靭帯断裂をしたのはちょうど一年前くらいだったね。どのくらい悩んだ?
バドシュトゥーバー: ちょうど1年前のことは今でもはっきり思い出せるよ。でも不満を言うつもりはない。学ぶことの多かった1年だったしね。2回目の断裂もかなり厳しい経験だったし気分の上がり下がりが激しかったけど、それを通して人間として成長できたと思う。サッカー以外のことでも色んな新しい印象を受けた。これからまた新しいスタートを切るけど、ピッチに戻れるっていう絶対的な自信があるよ。

fcbayern.de: 5月の2回目の靭帯断裂は1回目の時よりショックが大きかったのでは?
バドシュトゥーバー: そうだね。あの日は絶対に振り返りたくない日の一つだよ。あんなことは滅多に起こることではないけど、残念ながら僕の身に降りかかってきた。ただ前に進むしかないからね!今は新しい十字靭帯になって凄く調子が良いよ。

fcbayern.de: そもそもこの先プロとしてプレーを続けられるのかっていう疑問は当時なかった?
バドシュトゥーバー: いやそういったことはなかったよ。ちゃんとした休みがあった記憶がないから2回目の断裂の時も休みが伸びた!って感じだったね。それに、以前の状態に戻るって確信していたし、揺ぎ無い気持ちもあった。ドクターもいつも僕にそう言ってくれていたし、自分の完全回復を疑ったことはないよ。

fcbayern.de: 2回目の時はすぐに医師のステッドマンがいるアメリカに飛んだよね。バイエルンが三冠を獲った時期に物理的距離があったことはどうだった?
バドシュトゥーバー: あれは本当に正しい決断だったよ。チームはちょうどロンドンでの決勝戦に備えて準備していたし、クラブ中の雰囲気が陶酔状態みたいな感じだったから、絶対その場にはいられなかったよ。だから距離があったのは凄くよかったね。また自分のことにしっかり集中できたから。

fcbayern.de: 時間はどうやって潰してた?
バドシュトゥーバー: 本を読んでたり音楽を聴いたり、普段のプロの日常では時間がなくてできないことが中心だね。でもサッカーはいつも欠かせなかった。自分がどこにいようとチームの試合は全部見たし、例えばチャンピオンズリーグの決勝や、その1週間後のベルリンで行われたポカールの決勝はテレビの生中継で見たよ。一緒に熱くなったし、本当に嬉しかった。

fcbayern.de: どっちの試合でもチームメイトがホルガーのユニフォームをカメラに見せてたよね。どんな気持ちだった?
バドシュトゥーバー: アメリカのテレビは試合が終わるとすぐに放送終了してしまうから、それについては後からインターネットで知ったんだ。でも後からだったけどチームが僕のことを考えていてくれて本当に嬉しかった。その行為にとても感動した。絶対に忘れないよ。

fcbayern.de: 夏にペップ・グアルディオラがバイエルンの監督に就任したけど、連絡はとってる?
バドシュトゥーバー: 常に連絡はとってるよ。彼はいつも僕の状態を気にしてくれる。彼が監督になったことはバイエルンにとって大きな利益だと思うよ。パーフェクトなチームを完成させたいと思っているすごく厳密な人だ。彼の方法でサッカーをすればさらに成長できると思う。

fcbayern.de: 今年の夏にはワールドカップが待っているけど、そのことは考えてる?
バドシュトゥーバー: 僕自身、今はワールドカップのことを考えないのがベストだと思うんだ。まずはコンディションを100%の状態に持ってくることだけに集中するよ。それが僕にとって一番大事なこと。

fcbayern.de: 新年の願い事は?
バドシュトゥーバー: 健康になること、そして健康な状態をキープすること。サッカーを続けられるようにね。それ以上は望まない。