presented by
Menu
第97回南北ダービー

FCB、《ヘルプスト・マイスター》まで後一歩

FCバイエルンが歴史的三冠を達成した本年、アリアンツ・アレーナはいまいちど緑、金色、そしてチームカラーの赤色に染まることになる。というのもFCバイエルンは、一年間応援し続けてくれたファンへの感謝の気持ちを込めて、アリアンツ・アレーナを大急ぎで改造中、明日土曜の午後、今年最後のホームゲーム、対ハンブルグガーSV戦(現地時間の午後3時半よりライブティッカー及びFCB.tvのウェブラジオにて放送予定)の試合終了直後に、フィールドや天井に設置されたケーブルと黒いボックスから71,000人の観客を魅了させるクリスマス・スペシャル・レーザーショーを予定しているからだ。

だがその前に、フィリップ・ラーム、フランク・リベリーらの面々は、素晴らしいプレーで観客を魅了し、開幕16連勝を達成することに闘志を燃やしている。それもそのはず、FCバイエルンは、第16節のハンブルガーSV戦に勝利することができれば、19回目となる《ヘルプスト・マイスター》として、すなわち首位で前季を折り返すことになる。カール=ハインツ・ルンメニゲも「HSV(ハンブルガーSV)戦は勝ちたい、いや、勝たなくてはならない。(クラブワールドカップ出場に伴い、シュトゥットガルトとの前季最終節を1月末に延期したため、ライバルよりも1試合少ない状況で)ヘルプスト・マイスターの座を確定させるためにも。首位で冬休みを迎えることこそ我々の目標である」

ペップ・グアルディオラも、明日の試合の重要性について次のように語った。
「後続チームとの差を維持するためには勝利が重要。がんばって、苦労して勝ち取ったリードをやすやすと明け渡すわけにはいかない」
FCBの総監督はさらにこう続けた。
「世間では、まるでブンデスリーガ(の優勝)が決まっているかのような印象を受ける。だがそれは大間違い! まだ12月だということを忘れてはいけない」

モロッコに向けて

「どのような反応を見せてくれるのか。普通なら敗北のあとほど集中力が増す」ものだとグアルディオラは、10日(火)のマンチェスター・シティー戦での敗北がチームに刺激を与えてくれたはずだと予想する。それだけにグアルディオラは、2-3で敗れたシティー戦により、チームが2013年をラストスパートで締めくくってくれることに期待を寄せている。
「チームにはわきまえてもらう必要がある。欧州No.1のチームだったのは昨年のこと、新たな指揮官を迎えた今はまだ欧州一ではない。再びチャンピオンになるにはまだまだ努力が必要だ」

バイエルンは、この第97回南北ダービーでは、モロッコで開催されるクラブワールドカップのことも頭の片隅に入れて戦うことになりそうだ。チームは、この試合直後にモロッコに向けて旅立つ。
「気持ち良くモロッコ入りするためにも、HSV戦を制して連勝記録を更新したい」とマヌエル・ノイアーは意気込んでいる。

アラバ、マルティネスは微妙

ハンブルガーSVは、アウェイでの最近5戦では負け無し、その全試合で得点を決めていた上に、平均して1試合当たり3点もあげている。
「勇気を出して自分たちのサッカーをしなくては」とベルト・ファン・マルヴァイク監督は、アリアンツ・アレーナでも果敢にプレーすることを宣言した。さらにファン・マルヴァイクは、対戦相手がたとえ「世界一かもしれない強豪チームであろうと、試合前から負けるつもりはない」と続けた。

ハンブルガーSVは、バイエルン戦をゴールキーパーのレネ・アドラー(足首)、累積出場停止のマクシミリアン・バイスター、イヴォ・イリセヴィッチ(個人的な理由)の3名を欠いて戦うことになる。一方FCBは、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、アリエン・ロッベン、ホルガー・バドシュトゥーバーらのケガ人に加え、ジェローム・ボアテング(累積出場停止)の欠場が確定している。ダヴィド・アラバ(手の指を捻挫)、ハヴィ・マルティネス(肩の痛み)の出場は「現段階ではまだ微妙」とグアルディオラは言う。両選手の出場は、試合当日に決めるそうだ。