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「これ以上のことはない」

シュタルケ:「良いボーナスをいただいた」

昨シーズンのブンデスリーガデビューは3月だった。トム・シュタルケは、ホッフェンハイム戦ではじめてバイエルンのユニフォームに身をまといブンデスリーガに先発した。結果は1-0。今年はハノーファー戦で初先発した32歳のバイエルンのセカンドゴールキーパーは、昨季に続きまたしてもデビュー戦を無失点で終えることができた。信頼を寄せてくれた監督への感謝の気持ちをプレーで表現したと本人は語る。

「序盤からうまく入っていけた。全てが完璧だった」とシュタルケは4-0で制したニュルンベルク戦をFCB.tvニュースのインタビューで振り返り、こう総括した。
「無失点で勝てたのだから、これ以上のことはない」
特にFCBがリズムをつかむまでの時間帯は、ハノーファーも幾度かバイエルンゴールに迫り、シュタルケの見せ場が増えていた。
「彼のために喜んでいる。彼はすばらしい試合をした」とグアルディオラもシュタルケを賞賛した。

シュタルケがブンデスリーガでFCバイエルンのゴールを守ったのは、今回で4度目。彼が出たこの4戦は全勝。それだけでなく、いずれも無失点に抑えたのだから、たいしたものだ。帰りの飛行機の中では、年齢のことでからかわれたそうだが、「それも全て私を褒めているだけ」と本人が言うように、チームメートからの信頼も厚い。

「サッカーを愛している」

ハノーファー戦で突如出番を告げられたときは、本人も少々驚いたとシュタルケは明かす。
「良いボーナスをいただいた」と喜ぶ彼によれば「5万人の観客の前でプレーするのは、練習とは比べ物にならない」という。グアルディオラ監督に言わせれば、今回の出場も当然のご褒美だそうだ。
「彼はいつも明るく、トレーニングでも良いプレーを見せている。世界最高のゴールキーパーのバックアッパーを務めることは、決して簡単なことではない」

シュタルケは、久しぶりの大舞台でのチャンスを心から楽しんでいたように見えた。
「サッカーを愛している。フィールドに立つときは、どんな手を使ってでも試合に勝ちたいと思っている」と彼は嬉しそうに語った。もっともシュタルケは、その存在感をフィールド外でも存分に発揮しているようだ。カール=ハインツ・ルンメニゲは「彼はチームの人気者」であると教えてくれた。

マティアス・ザマーによれば、シュタルケこそが「とてつもなく重要な縁の下の力持ち」だという。彼は若手の相談役も担っているようで、みな彼のところにアドバイスをもらいに行くそうだ。ノイアーと、ゴールキーパーコーチのトニ・タパロヴィッチとの相性も抜群のシュタルケについて、ザマーはさらにこう付け加えた。
「私は前から知っていた。トムは信頼できる男だと」