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9ヶ月の時を経て再びウェンブリーへ

ロンドンへ再び戻るFCバイエルン

9ヶ月の月日が過ぎ去ろうとしている今でも、あの瞬間を思い出すと鳥肌が立つ。ジェローム・ボアテングからのロングボールを受けたフランク・リベリーがヒールパスを出し、そこに走り込んだアリエン・ロッベンが、ドルトムントGKロマン・ヴァイデンフェラーの左に冷静に流し込む。まるでスローモーションで再生したかのようなゴールだった。

昨年5月25日に行われたウェンブリー・スタジアムでの試合を見た人は、スタジアム観戦、自宅でのテレビ観戦に関わらず、試合終了間際のあの決勝ゴールを忘れることはないだろう。「ロンドンにはたくさんの良い思い出がある。絵が浮かんでくるよ」と、火曜日イングランドの首都へ向かう直前にジェローム・ボアテングがコメント。ロッベンも、「あそこにもう一度良くのは素晴らしい」と、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント初戦FCアーセナルとの対戦を待ち侘びた。

「ロンドンは好きだ。昨夏からはもっとね。アーセナルとは良い思い出がある。そして、ドルトムントと対戦した決勝以来、ロンドンは我々にとってさらに魅力的な街となったよ」と、カール=ハインツ・ルンメニゲ。FCバイエルンは今回の対戦でロンドンの地で行われた試合数を合計8とし、これまでの対戦成績(アーセナル、チェルシー、トッテナム)は2勝3敗2分けと、非常に均等した結果を出している。

イングランドでの試合は1年間のうち4回

昨年10月のマンチェスターC戦を数えると、水曜日の対戦でバイエルンにとって1年間のうちにイングランドのチームと相対するのが、ちょうど4度目となる。最初の3試合は全て勝利を収めており、2013年2月はアーセナルに3-1、2013年5月のCL決勝ではドルトムントに2-1、そして2013年10月はマンチェスターCに3-1という勝負強さを誇る。

しかし、昨年対戦したアーセナル戦よりも今回の方がさらに厳しい戦いになるだろうと予測するFCB。「それはプレミアーリーグを見ればわかる」と、ルンメニゲが強調し、「一年前のアーセナルに優勝するチャンスはなかった。だが、今はある。移籍市場でも大きな動きを見せていたし、チームのクオリティーが一段階上がっている」と、対戦相手を評価した。

「最高の結果を必要とする」

2004-07シーズンをチェルシーで過ごしているロッベンは、「彼らは昨季から比較すると1ステップ進化している」と、アーセナルの強さを認めている。とは言え、昨年のCLで出場した7試合中、合計10ゴールに関与するという驚異的な数字を叩き出している同選手。さらに、FCBとチェルシー時代にアーセナルとのアウェイ戦でロッベンは過去負けた経験がないという相性の良さだ。

ただし、そのロッベンの存在や過去の結果を含めても、現在プレミアリーグで2位を走る同チームに気を緩めてはいけないということは、バイエルンも重々承知。ルンメニゲは、「願わくばミュンヘンで全てを確実なものにするためにも、昨年多くの幸運をもたらしてくれたロンドンという街で、我々は最高の結果を必要とする」と、明日の大事な一戦に向けて力を込めた。