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ハンブルクで5-0

スペシャリストの仕事

ポカールスペシャリストと呼ぶに相応しい男に昨夜、出場機会が訪れることはなかった。トーマス・ミュラーはこれまでのDFBポカールでチーム最多の6ゴールを挙げているにも関わらず、5-0で勝利したハンブルク戦では90分間ベンチに座ったままだった。しかし、FCバイエルンに存在するスペシャリストはミュラーだけではない。

最初に例を挙げるとすればマリオ・マンジュキッチだ。彼の強みも同じく「点を取る」ところにある。ハンブルク戦でもハットトリックを決めて、自身の強みを証明して見せた。さらに同クロアチア代表は、今シーズン公式戦で18ゴールを挙げており(ミュラーは17ゴール)、ブンデスリーガに所属する選手の中ではこれが最多得点数だ。

ちょうど決勝トーナメントが始まるタイミングで、調子が最高潮に達しているマンジュキッチ。実際ペップ・グアルディオラは、数週間前のトレーニングでのマンジュキッチのパフォーマンスには満足していなかったが、それでも同選手をシーズン後半戦で起用している。マティアス・ザマーSDは、「リアクションを示さなければならない。マンジュキッチはそれをして見せた」と、満足げに話した。今のところ同選手は3試合連続で先発出場しており、5ゴール3アシストを記録している。

機械並みに精確なパス

得点のスペシャリストと言えばこの男の名も挙がるだろう。ハンブルク戦でアリエン・ロッベンは、送球のスペシャリストとも言うべきトニ・クロースからの最高のパスを受け、その日最も素晴らしいゴールを決めた。30mの離れたロングフィードを数ミリ単位の精確さで供給されたそのパスを、ロッベンは胸でトラップしバイエルンにとっての3点目の得点をマーク。「試合前にトニに言ったんだ。こうやって走ったら、ただパスをくれって。そしたらトニが、「OK、走れ。パスを出すから」って言ってくれた。そしたら上手くいったよ!」と、二人のやり取りを説明した。

そのゴールはロッベンにとってDFBポカール16試合に出場したうちの13ゴール目となり、さらに7アシストという活躍ぶり。ポカール大会でのここ7試合では合計12ゴールに関与している(7ゴール、5アシスト)。同選手は自身の所属するチームについて、「楽しいよ。素晴らしいチームだ」と、ハンブルク戦後にコメントしている。

クロースとゲッツェの質の高いパス供給能力

その他にもクロースは、2点目のダンテのゴールもアシストに加え、ボールタッチ数はダンテの140回に次ぐ135回(両チーム合わせて2位)。そして、パス成功率は96%と驚くべき質の高さを証明している。グアルディオラも、「サッカーをしたがる選手、ボールを取って、何かを試みる選手に魅了される」と、クロースを賞賛。

さらに同監督は、数週間前すでにスペシャリストとしてマリオ・ゲッツェの名前を挙げている。21歳のゲッツェはウィンターブレイクを経て、より力強いパフォーマンスと自身の才能をハンブルク戦でも示し、スピードに乗った華麗なドリブルから見方のゴールをお膳立するなど、これまで合計7アシストを記録している。