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ピッチをとても大きく使っていた

付け入る隙のないバイエルン

FCバイエルンが一試合ごとに不敗神話を築き上げていく。今年はリーグ戦ですでに4勝を飾り、さらにDFBポカールでもハンブルガーSV相手に5-0と一切危なげのない試合展開でベスト4へと駒を進めた。ペップ・グアルディオラ率いるFCバイエルンミュンヘンは、4月15か16日に現在リーグ戦2位のバイエル・レヴァークーゼンを倒したブンデスリーガ2部のカイザースラウテルンと激突する。

「チームのパフォーマンスに満足している。ピッチをとても大きく使っていた。」と、グアルディオラは57,000人の観客が集まった満席のイムテック・アレーナで行われた試合を総括。さらに、「私にとってはDFBポカールは初めてのことで、多くの人がベルリンでの決勝戦の素晴らしさについて説明してくれた。だが、これでベルリンまであと一歩のところまで来た。すでに私にとっては特別なことだよ。」と、FCバルセロナで選手としても、監督としてもスペインのポカールを4度勝ち取った男が、DFBポカールへの気持ちを述べた。

完全に試合を支配

ハンブルク戦の90分間を振り返ることに長時間を費やす必要は、同指揮官にはない。HSVに決定的なチャンスを一度も許さず、絶えずボールをキープし試合を支配していたバイエル。ハンブルクにとっては、ポカール大会ホーム戦でクラブ史上初となる、5失点という不名誉な記録を打ちたてることになり、逆にバイエルンはアウェイで7試合連続無失点、5大会連続ベスト4進出という名誉な記録を打ち立てた。

前半21分のマンジュキッチの先制点の直後にヘッドで追加点を挙げているダンテが、「最初の20分間、HSVはとてもコンパクトでアグレッシブなプレーをしていた。それが試合を難しくした」とコメントし、グアルディオラは、「立ち上がりはいくつか問題があったが、2ゴールを奪ってからは、少し楽になった。」と、試合を振り返った。後半はロッベン(54分)とマンジュキッチ(74分、76分)がそれぞれゴールを挙げている。

副キャプテンが復活

「ハンブルクはとても守備的なプレーをしてきた。正式なフォワードはいなかったね。2枚の攻撃的MFがうちのボランチをマークしていた。だからそこのスペースがつ潰されていて難しかった」と、苦戦を認めたのはしたのは主将フィリップ・ラーム。そして、FCBスポーツディレクターのマティアス・ザマーは、「最初はもちろん少し時間が必要だ。だが、それから我々は試合を支配することができ、最後まで真剣にプレーした。チームは素晴らしいプレーを見せていたし、非常にまとまっていた」と、チームのパフォーマンスを賞賛した。

だが同SDがそれ以上に喜んでいたのは怪我により離脱していた選手の復帰だ。「バスティアン・シュヴァインシュタイガーが復帰し、ハヴィ・マルティネスが再びプレーしたことを嬉しく思うよ。我々にとって大きな効果がある。このまま進んでいきたいね」。ただし、嬉々たる思いを感じているのはSDだけではない。「バスティが長期離脱を経て再び戻ってきたことは、チーム全体が喜んでいる」と、ラーム。さらにGKマヌエル・ノイアーも、「再びピッチの戻ってこれて良かった」と、65分に途中交代でピッチに立った副キャプテンの復活を喜んだ。

今シーズンの明確な目標

復帰を果たした張本人も、「またチームに戻れて良かった。そして、このように受け入れられることは本当に素晴らしい」と歓喜を表した一方で、「これからは、細かいところで決まってくる重要な試合が控えている。僕たちはもちろん自信はあるし、十分にできるということ、自分たちにできることを理解しているけど、それをピッチで実現しなくてはいけない」と、警戒を示した。FWロッベンも、「常に上を目指したたいし、常に改善してきたい。今シーズンはまだ明確な目標が残っている。そのためにまたハードワークが求められる」と、果てなき向上心を強調した。