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「勝つべくして勝った」

レコルトバイエルン、「今後も真剣にやり続ける」

FCバイエルンの24勝目の舞台となったブンデスリーガ第26節は、気温がわずかに4℃と、冬のような寒さの中で行われた。本日日曜、ミュンヘンは雨。ゼーベナーシュトラーセの練習を見学しに来た者は片手に傘をさし、バイエルンの選手たちは防水ジャケットに手袋をはめて寒さから身を守っていた。もっとも突然の気温の変化にもかかわらず、マインツ戦で2-0の勝利をおさめたドイツのレコルトマイスターは、刻一刻と迫るタイトル獲得の瞬間に向けて、上機嫌で練習に取り組んでいた。

だが2位との勝ち点差23をキープすることは、かなり大変な作業であった。アリエン・ロッベンも、このバイエルン戦の前までは後季3番目の好成績を残していたマインツとの一戦を「難しかった」と振り返る。彼によれば「マインツのハイプレス」と「前半の底力」は半端ではなかったという。フランク・リベリーも対戦相手を「アグレッシブ」な「激しいプレッシャー」でレコルトマイスターのサッカーを止めにかかってきたと賞賛した。バイエルンは前半、シュート数(11対2)と、1対1の場面での勝率(56%)こそ相手を上回ったものの、得点を奪うには至らなかった。FCBが前半無得点に抑えられたのは、1月29日のシュトゥットガルト戦から約2ヶ月ぶりのことだった。

「前半は簡単なゲームではなかった」とバスティアン・シュヴァインシュタイガーも苦戦を認めている。しかしシュヴァインシュタイガーは、時間が経つにつれ存在感を発揮、ゲームを徐々にコントロールしていった。後半立ち上がり、エリック・マクシム・チュプ=ムティングのシュートがクロスバーを叩いたときには、誰もが息をのんだが、FCBはこれで目が覚めたのか、その後はマインツをどんどん圧倒していくことになった。
「後半は、ゲームをコントロールできた」と語ったロッベンは、後半28分にフィールドを後にするまでに全選手中最多となる5本のシュート(枠内3本)を放っていた。

「とても良い試金石」

もっともバイエルンの勝利への鍵を握っていたのは、この日も控えの選手たちだった。ロッベンと代わりピッチに立ったシェルダン・シャキリは、後半37分にシュヴァインシュタイガーの先制ゴールをピンポイントクロスで演出した。副キャプテンのシュヴァインシュタイガーにとっては、ブンデスリーガでの最近10ゴール中、6度目となるヘディングゴールだった。見事なアシストを決めたシャキリは、「ベンチにも試合を決める力を持つ選手がいることは、過去に何度も証明済みだ」と語った。試合終了4分前にこの日2点目を決めたのもまた、途中出場したマリオ・ゲッツェだった。

「今日は、今季これまでに対戦した中では最強の対戦相手の一角を倒すことができ、ただただ満足している」とグアルディオラは、ブンデスリーガ新記録であるリーグ戦18連勝を喜んだ。ロッベンは、「勝つべくして勝った」とコメントし、マティアス・ザマーも、ブンデスリーガでのアウェイ戦9連勝(これもまたリーグ新記録)を次のように賞賛した。
「マンチェスター・ユナイテッド戦に向けてとても良い試金石となった」

FCバイエルンは、チャンピオンズリーグ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦の前に、一つ目の目標を達成できる可能性がある。25日(火)のヘルタ・ベルリン戦を制すことができれば、ほかのチームの試合結果に関係なく、クラブ史上24回目となるブンデスリーガ優勝が決まる。
「楽しみでたまらない」とダヴィド・アラバは語る一方、「まだ決まったわけではない。だから今後も真剣にやり続ける」と続けた。オーストリアの年間最優秀アスリートに選ばれたアラバは、さらにこう宣言した。
「一刻も早く(マイスター)シャーレ(優勝皿)を手にしたい」