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特別インタビュー

ロッベン:「要注意」

チャンピオンズリーグ準々決勝の対マンチェスター・ユナイテッド戦を2日後に控えた30日(日)、アリエン・ロッベンは全力で練習に取り組んでいた。生き生きとしたプレーを見せたオランダ代表のロッベンは、シャワーを浴びた後本サイトfcbayern.deのインタビューに応えて、数多くの良き思い出が残るマンチェスターのオールド・トラフォードスタジアムでの決戦について語ってくれた。

インタビュー:Arjen Robben(アリエン・ロッベン)

fcbayern.de:「アリエン、今日の練習も120%で取り組んでいたね。毎回毎回どうしてそんなことができるの?」
Robben:「今日は本当に全力で練習した。ダッシュであれジャンプであれ、全力を出しきった。たまにそうしないとダメなタイプなんだ。特に次の火曜のこともあるし。ただ時には息抜きも大事、ということも学んでいる。昨シーズンを終えたあたりから、多少はリラックスしてやれるようになった」

fcbayern.de:「火曜日はいよいよチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、アウェイでのマンチェスター・ユナイテッド戦。この対戦といえば、2010年4月に君が決めたスーパーゴールが印象的だ。フランク・リベリーが蹴ったコーナーが君を目掛けて飛んで来たときには驚いた?」
Robben:「いや、驚きはしなかった。というのもフランクとは初めて会った日から相性が抜群だったからね。あのときはハンドサインを送っていた。彼の素振りから、彼が私の合図を理解したことを確信できた。あとは飛んで来たボールを冷静に、しっかりと合わせられるよう、テクニックだけに集中した、闇雲にパワーにたよるのではなく」

fcbayern.de:「再びFCバイエルンの一員としてオールド・トラフォードに乗り込むわけだが、当時のゴールを思い出すことは何度かあるの?」
Robben:「正直そうでもない。特に興奮することもないし。サッカーでは、時間の流れ方が速い。あのゴールももう4年も前の話。これまでの間に多くの新たな経験を積み重ねて、成功を収めてきた。私は前を見ている方が好きだ。振り返るのは引退後で十分」

fcbayern.de:「それでも、オールド・トラフォードを訪れるのは楽しみなのでは? 」
Robben:「それはもちろん。ただ当時のゴールがあったからだけではなく、イングランドでサッカーすること自体が特別だからだ。とくにオールド・トラフォードの雰囲気は格別だからね。あの雰囲気でチャンピオンズリーグの準々決勝を戦えるなんて、サッカー選手なら誰もが夢見る舞台だ」

fcbayern.de:「マンUは、先週火曜マンチェスター・シティーに0-3で破れ、土曜日のアストン・ヴィラ戦は4-1で制している。彼らの現状をどう見ている?」
Robben:「こうした試合では、ほかの試合結果は何の意味もなさない。マンUは、決勝トーナメント一回戦でもピレウスでの初戦を2-0で落としながら、ホームで3-0と逆転した。要注意だ! メディアをはじめ世間では、ユナイテッドが調子を崩しているから、準決勝に勝ち進むのは我々だと見ているが、とんでもない。難しい対戦になる。最初の1秒から最高のパフォーマンスが問われる試合だ。マンUが相手となると、一瞬たりとも注意を怠れば、それが敗因となりかねない」

fcbayern.de:「3-3に終わったホッフェンハイム戦と比べて、マンUでの改善ポイントは?」
Robben:「たくさんある。アグレッシブなホッフェンハイムを相手に、我々は集中力をいくらか欠いていた。ポゼッションもあまり良くはなかった。これでは高い攻撃力を誇るチームを相手にすると、厳しくなる。火曜も同じ。次の対戦相手も、トップレベルの攻撃力を誇るチームだからね。もし集中力を欠き、ボールを奪われたら、すぐに失点に繋がることになりかねない」

fcbayern.de:「組み合わせ抽選会後、同じオランダ代表のロビン・ファン・ペルシーとは連絡を取り合った?」
Robben:「多少はね。特に彼のケガについて話した。彼とやれなくて非常に残念だ。ティアゴもそうだ。選手なら誰でも、シーズン終盤には一緒に戦いたくなるもの。それが叶わないのは痛い。私も過去に経験したが」

fcbayern.de:「ファン・ペルシーの離脱は、マンUにどれだけの影響を与えると思う?」
Robben:「ファン・ペルシーの能力の高さは言うまでもない。だがユナイテッドには、攻撃のバリエーションが十分にある。ルーニー、ウェルベック、ナニ、ヴァレンシアなどなど。さっきも言ったように、難しい試合となるだろう。みんな楽しみにしている」