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“失速”しない

バイエルンが作り出している記録

これ以上ないシーズン後半戦の開幕に、監督ペップ・グアルディオラと代表取締役カール=ハインツ・ルンメニゲもこれまでの道のりをポジティブに総括。FCバイエルンミュンヘンは2013年の絶好調さを2014年に入っても変わることなくキープし続けている。

公式戦で9戦9勝、31ゴール2失点とまさに輝かしい成績を収めている今年のチームを、「素晴らしく調子が良い」と、同取締役が評価。そして、気づけばリーグ戦2位のチームとの勝ち点差を20に広げ完全に独走状態へと突入。23節を終えた時点で築き上げた勝ち点は65と、過去の最高記録を更新した。

「間違いなく素晴らしいシーズンを過ごしている」と、これまでのシーズンについて満足げに答えたのはルンメニゲ。そして、バイエルンは今週末のヴォルフスブルク戦に勝利すれば、ブンデスリーガ16試合連続勝利となり、2005に叩き出していた15試合連続勝利という記録を塗り替えることになる。だが、同節に懸っているのは連勝記録だけではない。2009/10シーズンのバイエル・レヴァークーゼンが保持している、開幕から連続無敗記録“24”という数字にもFCBは並ぶ事になる。

「全ての試合に緊張感を持って臨む」

記録を挙げていけば限りのないバイエルン。シーズンを挟んで計算すると48試合無敗で、ここ60試合は無得点に終わったことがない。そして、最近の15試合に至っては確実に2得点以上はとっている。「選手一人ひとりに向上心がある。チーム全体としても同じ。自分たちの哲学を実現したい。それも、できるだけ90分間を通してずっと」と、意気込みを語ったのはGKマヌエル・ノイアー。

しかし、好調なのは何もブンデスリーガだけではない。DFBポカールでは、HSVを5-0で下したバイエルンは準決勝でブンデスリーガ2部の1. FCカイザースラウテルンとぶつかり、勝利すれば再び決勝の舞台、ベルリンへの切符を手にする。チャンピオンズリーグでも、初戦の相手がイングランドの強豪FCアーセナルにも関わらず、アウェイの1stレグで2−0の勝利を収め準々決勝進出に向けて非常に有利な状態と言えるだろう。ところが、リーグ戦でも盤石な地位を築いているにも関わらずチームが“失速”してはならない理由をトニ・クロースはこう説明する。「全ての試合に緊張感を持って臨むことが僕たちにとって大事になるだろう。さもないと、CLでもバイエルンはうまくいかないだろう」

だが、トニ・クロースのコメントからも伺えるように、バイエルンの選手達にモチベーションの面で心配をする必要はないようだ。取締役からも勝利への貪欲な気持ちが感じられ、「勝つこと、良いプレーをすることがスポーツの目標だ」と、勝つために試合をするのは当たり前だと強調したルンメニゲ。さらに、「私もまだ経験したことのない信じられない方法で、このチームと監督がその目標を達成している」と賛辞を贈った。