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「この試合から学ぶ」

気持ちを切り替え次の試合へ

選手の顔からがっかりしている様子が見て取れた。リーグ優勝をそうそうと決め、3日前にはCL準々決勝第2戦でマンチェスター・ユナイテッドを3-1で下し、準決勝進出を決めたバイエルン。しかし土曜日(4月12日)に行われた第30節ボルシア・ドルトムントとの一戦では0-3(0-1)で敗れてしまった。バイエルンがブンデスリーガのホームで敗れたのは18ヶ月ぶりとなる。

「自分たちのファンの前での試合だけにもっと違う試合展開をイメージしていた。何かが上手くいかなかった。チームとしてフレッシュさと貪欲さが足らなかった。(シーズン全体で見たら)もっといい調子の時期があった」とトーマス・ミュラーは振り返っていた。

一歩が遅かった

スポーツディレクターのマティアス・ザマーも同意見だった。「今日の結果が腹立たしいのは当然だ。今日は、強敵との対戦に必要だった100%の集中力を出すことができなかった。決定的な場面で集中力を欠いて、ドルトムントにチャンスを与えてしまった」と分析した。一方で既に優勝が決まっていることも要因に挙げ、「ピッチ上にいるのはロボットではなく、人間なんだ。我々はリーグ優勝している。すでにリーグ戦は決着しているんだ」と話していた。

この日も71,000人満員となったアリアンツ・アレーナでドルトムントはヘンリク・ミキタリアン(20分)、マルコ・ロイス(49分)、ヨナス・ホーフマン(56分)がゴール。CLレアル・マドリードとの一戦(2-0)が火曜日にあったドルトムントは、水曜日に試合があったバイエルンより1日調整時間が長くあった。キャプテンのフィリップ・ラームは「それは言い訳にはならない。でも火曜日に試合があったのと水曜日に合ったのは違う。僕らはあらゆる場面で一歩が遅かった。それでは強豪相手に勝てない」と語っていた。

「すぐに反応しなければ」

ロスタイムには右サイドバックのラフィーニャが退場処分を受けた。GKマヌエル・ノイアーは「僕らも違った結果になることを望んでいた。でも今日は良くなかった。僕らのやるべき大事なことは他の場所にあると思う。でもだからといってブンデスリーガをないがしろにしてはならない」とまとめていた。ノイアーは足に張りを訴えて途中交代していたが、水曜日に行われるドイツカップ準決勝カイザースラウテルン戦出場には問題なさそうだ。

そのカイザースラウテルン戦、そしてCL準決勝のレアル・マドリードとの2試合に向けて、ペップ・グアルディオラ監督は「リズムを失っていた。監督としてチームを再び持ち上げていくのが目標だ。すぐに反応しなければならない。何らかのトリックを見出さないと」と決意を語っていた。

本物のバイエルン・ミュンヘンを

ザマーは「この試合から学び、いくつかのことについては指摘しなければ。月曜日に次に向けての一歩が始まる。前を向いてやっていく」とコメントし、「また本物のバイエルン・ミュンヘンとしてプレーしなければ。今日以上のパフォーマンスを見せなければならない」と選手に要求していた。