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ブレーメン戦後、レアル戦前

「全てにおいてポジティブな空気を出せるかが大事」

土曜日の午後、アリアンツ・アレーナでは素晴らしい空気感が漂っていた。CL準決勝2ndレグ、レアルマドリード戦の前哨戦として迎えたブンデスリーガ、対ブレーメン戦。まさかの1点リードされた状態で迎えた後半、ようやくFCB攻撃陣のポテンシャルが爆発し、最終的にはスコアを5-2まで持っていった。試合後の選手たちのコメントからも伺えるように、レアル戦を心待ちにしているのはファンだけではない。

1-2の1点ビハインドで折り返した後半から怒濤の攻撃を見せ、センセーショナルな逆転勝利を収めた試合後にフィリップ・ラームが、「大事なのは良い気持ちでピッチを去ること。そして、確実に今日はそれができる」と強調。ロッベンも「5点取った。たくさん動いて強い気持ちを見せた。良かったよ! これはポジティブに捉えなければならない」と前向きな姿勢を保った。

同オランダ代表が74分にゴールネットを揺らしたのは、交代後のファーストタッチだった。そのロッベンの前にはフランク・リベリー(20分)、クラウディオ・ピサーロ(53、57分)、バスティアン・シュヴァインシュタイガー(61分)がゴールを挙げ、ブレーメンの前半の得点はゲブレ・セラシー(10分)とアーロン・ハント(36分)となっている。

バイエルンにとって非常に苦い2失点を食らった前半についてジェローム・ボアテングは、「カウンターを阻止したかったが、後ろで2対3の状況ができてしまった」と苛立ちを見せながらコメント。そして「火曜日はそういったシチュエーションを数人でもっとうまく対応しなければいけない。前半はそこがうまくできなかった」とレアル戦での課題を浮き彫りにした。指揮官ペップ・グアルディオラも同じところに着目しており、「がっかりした。運よく後半は改善された」とハーフタイムまでのパフォーマンスに落胆した様子を見せた。

絶好調のピサーロ

ブレーメン戦では9分間に3度もネットを揺らしたことが、バイエルンの本来のポテンシャルの高さを表している。その日2得点を挙げたFWピサーロは「プレーしている時、ゴールを取れる時はとても嬉しい」とコメント。同選手はバイエルンのここ最近の8ゴール中6ゴールに関与(4ゴール2アシスト)し、好調さをアピールしている。

最後はシュヴァインシュタイガーの強烈なヘッドとロッベンの個人技からの得点で完全にブレーメンを沈めたバイエルン。その時間帯が最も良い流れで、アレーナの雰囲気も最高潮に達していた。そして試合終了後には拍手喝采が選手達を包み込む。ピサーロは「レアルとの2ndレグの準備ができている」と力を込め、チームの雰囲気を総括した。

「全てにおいてポジティブな空気を出せるかが大事。火曜日までに本当に良い雰囲気作りができることを願っている」とトーマス・ミュラー。そして、ファンを背中に全てを捧げて3年連続CL決勝進出を目指すバイエルン。「それが必ずできると信じている」とボアテングがコメントし、グアルディオラも「私のチームを信頼している。我々は全員一緒にそれを成し遂げることができる」と付け足した。