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CL決勝を夢見て

抜かりのない準備をして、全てを出し尽くす

特別な試合には特別な対処が必要だと考えるペップ・グアルディオラ。今季グアルディオラがバイエルンの監督に就任して以来、ホームでの試合前夜は必ず自宅で家族と過ごせることがFCBの選手たちには許されていた。しかし、今回ばかりはそのシステムを変更した同指揮官。明日行われるチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、レアルマドリード戦(現地時間20:45キックオフ)に向けて、メンバー全員が月曜日の最終調整後、直接ホテルへと向かった。

敵地での1stレグに0-1で敗れているバイエルンは、運に身を任せるようなことは絶対にしない姿勢を見せている。記者会見のために世界中から集まった120人ものジャーナリストの前で、月曜日の午後アリエン・ロッベンが「良い予感がする」とコメント。さらに、「とても単純だ。とにかく前に向かってプレーする。自分たちのプレーをして、ゴールを奪わなければならない」とやるべきことを明確にした。そして、レアルの強力なカウンターについては「もちろん頭に入れておかなければならないが、それを恐れてはいけない」と指摘。

しかし、今回もどうやってマドリードの分厚いディフェンスの壁を崩すかが課題となる。それについて、当然グアルディオラは自分の手の内を明かさなかったが、それでも「マドリードでの試合と同じように支配したい!」と強調。そして勝利の鍵は「より効果的に、より攻撃的にプレーし、攻撃と守備の正しいバランスを保つこと」と説明した。

CLではバイエルンの中で最多ゴールを挙げているトーマス・ミュラーの先発起用など憶測が飛び交っているが、1stレグと選手を変えるかについてはまだ決断を下していないと話す指揮官。「どこを変更するかはもう一晩考えなければならない」とグアルディオラ。現在はチアゴ、ジェルダン・シャキリ、トム・シュタルケ、ホルガー・バドシュトゥーバー以外、全員が出場可能な状態だ。

「自分たちのことに集中する」

「決勝にたどり着くために、最高のパフォーマンスが必要」とグアルディオラが言うように、結局のところは誰が先発出場するかではなく、どんなプレーができるかが重要になってくる。明日の試合では2点差以上で勝てばどんな場合でも決勝進出が決定し、1-0で勝った場合は延長戦に突入する。ただし、レアルに1点でも決められるとバイエルンは少なくとも3点を取らなければいけないことになる。

「一つのミスも許されないことはわかっている」と覚悟を表すロッベン。自身満々でミュンヘンへやって来るであろうマドリードに対して、ロッベンと同様会見場に姿を現したダヴィド・アラバが「だが、彼らもまだ終わっていないことはわかっている。僕たちは自分たちのことに集中しなければならない。良い準備をして、全てを出し切る」とコメント。ジェローム・ボアテングは「いつも通り前に向かってプレーしたい。だが、レアルのカウンターにはもっと上手く対応しなければならない」と警戒を示した。

火曜日の夜、世界中がミュンヘンのこの一戦に注目することになる。アリアンツ・アレーナでの準決勝2ndレグのために合計880枚のアクレディションカードがメディア関係者に配布された。そして、ジャーナリストからの質問にドイツ語、イタリア語、スペイン語、英語で応対するグアルディオラ。バイエルン対レアル。現在のサッカー界でこれ以上の対戦カードはないだろう。「我々はこれを楽しまなければならない」と最後にグアルディオラ。