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「ルーカス、準備しろ」

夢を堪能するレーダー

気付けばあっという間に時が過ぎていた。「ルーカス、準備しろ」とペップ・グアルディオラがブンデスリーガ・ドルトムント戦のハーフタイムに呼び掛ける。マヌエル・ノイアーがふくらはぎの負傷により途中交代を余儀なくされ、その代役としてバイエルンの守護神を務めた。20歳のルーカス・レーダーは数秒空を見上げ、深呼吸をしてピッチに向かった。同選手はfcbayern.deとのインタビューで「心臓がバクバクしていた」と自身のデビュー戦を振り返った。

しかし、ドルトムント戦の45分間は彼にとってただの始まりに過ぎない。水曜日の晩、再びピッチに立ったルーカス・レーダー。それもDFBポカール準決勝1. FCカイザースラウテルン戦で先発出場。申し分ないパフォーマンスを見せ、5-1で勝利した試合後に「夢が叶った」とコメント。さらに「先制できたことが良かった。それで安心することができた。それから少し落ち着けた」と付け加えた。

自身のキャリアで最高の瞬間を迎える前夜は、緊張しすぎることもなく過ごせたようだ。「もちろん少し悩みはしたけど、楽しみが勝ったよ」とレーダー。「とにかくやってみろ。あんまり考え過ぎるな」とグアルディオラからも道中に背中を押されていた。

シャルケに所属していた時期からお互いを知っている離脱中のノイアーもレーダーを応援していた。「マヌ(ノイアー)は僕の模範だ。彼は僕とたくさん話してくれる」と正GKについて語るレーダー。特に“リベロ”としての新しい役割を賞賛する同選手は、「彼のプレーは本当に素晴らしいし、当然特別に際立っている」とコメント。さらに「まだまだやらなければいけないことはある。でも楽しい!」とやる気を漲らせた。