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インタビュー:ルンメニゲ【第3部】

「これも新しいサッカーだった」

FCバイエルンは今年も2冠という素晴らしい成績でシーズンを終えることができた。代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲは「これも新しいサッカーだった」とシーズンを振り返った。fcbayern.deではインタビュー第3部としてミュンヘンでのペップ・グアルディオラ、そして数多くのバイエルン選手が出場することになる、来るべきワールドカップについて伺った。

インタビュー:ルンメニゲ【第3部】

fcbayern.deペップ・グアルディオラが監督に就任してからFCバイエルンでの最初の1年が過ぎました。どのような点で驚かされましたか?
ルンメニゲ:彼には全くもって驚かされていないよ。どれだけの実力があるかはバルセロナ時代にすでに見ていた。ペップは明確な哲学とプランを持った素晴らしい監督だ。そしてポカール決勝戦でも見れたが、戦術面にも意外さを組み込み対戦相手を苦労させることができる監督でもある。我々は非常に満足しているよ。神がペップ・グアルディオラをミュンヘンに連れてきてくれたことに心から感謝している。

fcbayern.deペップのことを先ほど天才的な監督と表現しましたが、彼のどの部分が天才的でしょうか?
ルンメニゲ: 三冠を達成した後は普通、何も変える必要がないと思ったり、たとえ何かを変えたとしても、その変えたもの全てが間違っているという傾向にありがちだ。しかし、ペップはいくつかの点を変更したんだ!そして、それら全てが正しかった。彼はダブルボランチのシステムを変更し、フィリップ・ラームをワンボランチとして起用した。チームも戦術的により高い位置でプレーするようになり、昨年よりもプレスが激しくなった。それに関しては彼がチームに新しく求めたものだ。新しいことに挑戦することがどれだけ楽しいかというのをフィリップ・ラームやアリエン・ロッベン、マヌエル・ノイアーからよく聞いている。これも今年から始めた新しいサッカーの一つだ。

fcbayern.deラームをボランチで起用するというグアルディオラのアイデアについてはどのように思いましたか?
ルンメニゲ:あれはまさに天才的な作戦だった。へたをすれば世界最高の右サイドバックがチームにいたわけだが、その男のポジションをボランチへ変更することでチームに更なるクオリティーをもたらした。フィリップは自身の新しいポジションで楽しみを見つけ、そこで信じられないほど賢く頭を使ってプレーしている。

fcbayern.deグアルディオラはこの成果のために膨大な仕事をこなしました。彼自身も「監督として最も難しい時期だった」と振り返っています。
ルンメニゲ: 彼はドイツとFCバイエルンで全く別の文化に慣れなければならなかった。言語も彼にとっては新しいものだ。それを忘れてはならない。だが、彼をまだじわじわと苦しめているのは、おそらくCLで優勝をできなかったことだと思う。彼は信じられないほど野心的だ。

fcbayern.deプライベートでのグアルディオラの素顔はご存知ですか?
ルンメニゲ:ペップはミュンヘンでの生活を快適に感じてくれている。というのも、彼が確実にスペインにはないものに気づいたからだ。食事をしたりカフェで休憩している時、誰もが彼にプライベートな時間を与える。彼はこれを高く評価しているよ。それだけでなく、彼は非常に控えめな人間だ。そういう意味でもペップはバイエルンミュンヘンにとってのまさに打ってつけの大使と言えるだろう。

fcbayern.deW杯ブラジル大会が目の前まで迫ってきました。どのようにこの大会を見る予定ですか?
ルンメニゲ: W杯には興味があるから、たくさんの試合を見るつもりだ。我々の選手たちの多くもブラジルにいることになる。彼ら全員が良いプレーをして大会を楽しめるように願っている。W杯でプレーできるというのは、もはや普通のことではないからね。

fcbayern.deどの国が優勝すると思いますか?
ルンメニゲ:優勝候補はブラジルだろう。彼らは今と昔では全く違うチームだ。今ではもう自惚れたチームではなく、信じられないほどアグレッシブに試合に臨むチームだよ。

fcbayern.deドイツについては?
ルンメニゲ:数ヶ月前に比べて少し高揚感が収まった今のドイツは良いと思う。それは最近のポカール決勝戦のときにヨアヒム・レーヴにも伝えた。『期待より低くなるよりは、期待よりも高くなるようにした方がいい』とね。ドイツにとって大会への良い入り方が重要だ。少し勢いに乗れば、4年前のように準決勝までは行けると信じている。だがその後は、ある程度の運も必要になってくる。

fcbayern.deご自身の休暇ももう直始まりますね。きちんとオフを満喫できそうですか?
ルンメニゲ:毎朝移籍市場のおかげで何本も電話をするのが私にとってのいつもの休暇だ。だが、いつかは私も水着をタンスからひっぱり出すよ。