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パレードと市庁舎のバルコニー

「愛してるよ!」ファンに生かされているFCB

シャーレ(優勝トロフィー)、終わりなき白ビール、道を埋め尽くす大勢の群衆、マリエンプラッツ(ミュンヘン中心地)に海のように広がる赤と白の旗。これら全てがドイツ人にとってのバイエルンミュンヘンのリーグ優勝の大きさを物語っていた。もちろん中心にいるのはパレードで市内を進むペップ・グアルディオラ、フィリップ・ラーム、バスティアン・シュヴァインシュタイガーなどメンバー全員。街の様子には代表取締役カール=ハインツ・ルンメニゲも「信じられない。センセーショナルだ!FCバイエルンのファンは最大で最高だ」とコメントした。

7時15分頃にバイエルン一同はアリアンツ・アレーナを後にし、パレード用のマイスタートラックに乗り込むべくミュンヘナー・フライハイト方面へと出発した。バイエルンがレオポールド通り、ズィーゲス門、フェルトヘルンハレ(ロッジア)と、市庁舎へのパレードコースを進むところには数千ものファンが集まっていた。「マジで凄い」と感想を口にしたのはトーマス・ミュラー。さらに「これからシャーレ(優勝皿)を掲げに行くんだ」と感激を表現した。

その優勝皿が掲げられるのはマリエンプラッツ。21時15分に予定されているバルコニーからのパフォーマンスを見るために、マリエンプラッツの市庁舎の前には2万人ものファンが駆けつけていた。大歓声が響き渡る中、スタジアムナレーターのシュテファン・レーマンが選手たちを一人ひとりバルコニーへ呼んだ。そこで、主将フィリップ・ラームは見事なムーンウォークを披露し、フランク・リベリー、アリエン・ロッベン、トーマス・ミュラーはマイクパフォーマンス、ラフィーニャはルイ・アームストロングの曲を歌ってみせた。

「まるで夢のようだ」

バイエルンのチームソング「Forever number one」と「Stern des Südens」が流れ、それに合わせてチームとファンが一緒に体を揺らす。そして、市長のディーター・ライター氏がスピーチを行った後、グアルディオラにもマイクが渡され、「このチームをとても誇りに思っている。我々は皆をとても誇りに思っている。皆を愛してるよ。私はミュンヘンの人間、ミン・サン・ミア(ミュンヘンの方言)!」とファンに熱く感謝の気持ちを伝えた。

来週土曜日に待ち受けるドルトムントとのポカール決勝戦も、少しの間は忘れて今を生きることが大事なときもあるようだ。「楽しまなきゃ、祝わなきゃ。今日僕たちがきちんと祝えば、土曜日はもっと強くなる」とロッベン。祝賀プランも一通り終わって、選手たちが内々のパーティーへ向かってから1時間弱が経ってもミュンヘン市内でのパーティーが終わる気配はなかった。「まるで夢のようだ」と主将フィリップ・ラーム。