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バイエルンのアメリカ人ルーキー

グリーン:「W杯で成長できた」

その名はユリアン・グリーン、ブラジルW杯では、彼を見る者を驚かせた。FCバイエルンのセカンドチームでプレーする、19歳になったばかりの若手ストライカーだ。昨シーズン、レギオナルリーガ(ドイツ4部)で23試合に出場して15ゴールを記録した彼は、アメリカのワールドカップメンバー入りを果たしただけでなく、途中出場したベルギーとの決勝トーナメント一回戦(1-2)ではゴールを決めている!

今年4月に代表デビューしたばかりのグリーンは、本サイトfcbayern.deのインタビューに応え、ブラジルW杯での冒険について語った。以下では、彼がブラジルで経験したこと、そしてFCバイエルンでの来季に向けた抱負をまとめて紹介する。

インタビュー:Julian Green(ユリアン・グリーン)

fcbayern.de:「やあ、ユリアン! ドイツに戻ってきて数日がたったけれど、自分が見せたプレーへの誇りと、惜しくも敗退してしまった決勝トーナメント一回戦の悔しさとでは、どちらの気持ちが勝っている?」
Green:「当然ベルギー戦では勝ちたかった。でもどちらかと言えば、誇りに思っている。というのも我々自身を除けば、誰一人としてドイツ、ガーナ、ポルトガルと同じグループをアメリカが突破できるとは思っていなかったはずだから。しかも、決勝トーナメント一回戦では出場機会にも恵まれただけでなく、ゴールまで決めることができたのだから、とても良い経験となった」

fcbayern.de:「ユルゲン・クリンスマンに交替を命じられたときは、かなり緊張した?」
Green:「当然ながら多少硬くはなっていたけれど、ナーバスにはなっていなかった。出場できて本当に嬉しかったんだ」

fcbayern.de:「ブラジルはどうだった? キツかった?」
Green:「とてもキツかったけれど、ものすごい経験を積むことができた。中3日で移動を繰り返したし、僕らサブ組は特に練習がキツかった。拠点にしていたサンパウロの気候は過ごし易かったが、ところによってはものすごく湿度が高かった。でもフロリダとカリフォルニアでの強化合宿で準備はできていた」

fcbayern.de:「ブラジルはW杯でかなり盛り上がっていた?」
Green:「練習や試合に向かう道中は大勢の人々で賑わい、みな応援してくれた。ブラジルでは、誰もがサッカーを愛していると実感した。スタジアムの雰囲気も、常にセンセーショナルだった。インターネット、ツイッター、テレビなどでの反響も、ものすごいと感じた」

fcbayern.de:「アメリカでもサッカーフィーバーが巻き起こっていたことは知っていた?」
Green:「もちろん印象に残っている。まさかあんなに大勢のファンが意気投合して我々を応援してくれるとは思わなかった。ドイツ戦では、NBAの決勝トーナメントよりも高い視聴率を記録したくらい」

fcbayern.de:「バラック・オバマ大統領もエールをおくり、今度チームをホワイトハウスに招待するそうだね」
Green:「とても誇らしく思う。僕も必ず参加したいと思っている! ただ、まだ日程が正式には決まっていないんだ」

fcbayern.de:「サッカー選手として、ワールドカップを通して得たことは?」
Green:「沢山感じて、経験して、間違いなく成長できた。世界最高峰の選手たちを間近で観察することができた。クリスティアーノ・ロナウドもその一人。彼のフィールド上での振る舞い、向上心、覇気などを肌で感じることができて、すばらしかった」

fcbayern.de:「7月末から8月上旬にかけてFCバイエルンのアメリカツアーに参加するね。楽しみにしてる?」
Green:「僕にとっては特別なツアーとなるだろう。生まれた場所だし、祖国を愛している。アメリカにいると落ち着く。MLSオールスターズとの試合では、代表のチームメート数名との再会もかなうし、今回のツアーをとても楽しみにしている」

fcbayern.de:「でもその前にまずはバカンスだね。君はどこへ行くの?」
Green:「いつ、どこへ行くかは、まだ決めていない。そのときのノリで決めると思うけど。リラックスできるところなら、どこでもいいさ」