presented by
Menu
「全てを出し切る」

ラーム、ミュラーら王冠を熱望

あと一歩で大きな夢が叶う! メンバーに7名のバイエルン勢を擁するドイツ代表は、13日(日)夜(日本時間の14日午前4時キックオフ)、4度目のワールドカップ優勝をかけてアルゼンチンと対戦する。勝てば24年ぶりとなる優勝を前に、ドイツ全土で一大フィーバーが巻き起こっている。だが、決勝戦を前にピリピリと緊張感を高めているのは、選手とて同じこと。

「とてつもなく待ち遠しい! いつでも準備万端だ!」と、バイエルンでも、またドイツ代表でもキャプテンを任されているフィリップ・ラームは、リオデジャネイロに向け出発する数時間前に語った。トーマス・ミュラーも世界タイトル獲得に向けて「燃えている」と述べ、「ワールドカップ決勝戦は、サッカー選手として最大の舞台でもある。それだけに楽しみでたまらない」と続けた。

決勝戦へ向けて高まっているのは、何も期待感だけではない。選手たちは、スーパースターのリオネル・メッシを擁するアルゼンチンとの対戦を前に、集中力も最高レベルに高めている。7-1と歴史的大勝を飾った準決勝でのブラジル戦は、既に過去の話。
「日曜日の任務をしっかりと認識している」と語るミュラーは「全力投球」を宣言し「サッカー面でも、闘争心に関しても、持っている全ての力を振り絞る」と闘志を燃やしている。

「最大限集中している」

チームマネージャーのオリバー・ビアホフもまた「ゼロからのスタート」だと強調し「大きな一歩をやり残している」ことを忘れてはいけないと語った。今回の決勝戦については、1986年と1990年の同じアルゼンチンとの決勝戦とは「全く別もの」になると彼は予想している。
「アルゼンチンはコンパクトなチーム、スペースはほとんど無い」
ミュラーは次のように述べた。
「限界まで走れるかどうかが重要な鍵を握っている。特に戻れるかどうか」

さらにドイツでは本大会最多の5ゴールを決めているミュラーは、アルゼンチンをリオネル・メッシ(4ゴール)一人のチームであると思い違いをしてはならないと注意を呼びかけた。
「封じなくてはならないのはアルゼンチンであり、一人の選手だけではない」
だがその一方で、ミュラーはメッシの能力の高さも百も承知している。
「とにかく彼の邪魔をしなくてはならない。一人かわされたら次の選手が行く、という具合に。チームとして一丸となったプレーが求められる」

「最大限集中している」とラームは「ここまでくれば、後は集中あるのみ」と語った。ミュラーは、ドイツ中のファンが「もう少しバーベーキューパーティー」を続けられるように「全てを出し切る」と誓った。ラームはこう宣言した。
「待ちに待ったワールドカップのタイトルを再びドイツに持ち帰ること。それが日曜に我々に課された任務である」