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テレコムカップ優勝

「やるべきことは、たくさんある」

週末中、気分の良さそうな感じがフランク・リベリーから溢れ出ていた。無精ひげを生やした新しいスタイルについて質問されると、目を光らせてこう答えた。「妻がこれを気に入っているんだ。僕は剃りたいんだけどね。彼女は髭を残してほしいみたい。だからけんかしてるよ」。なんとも微笑ましい休暇中のお土産話を聞かせてくれたものだ。とにかく、W杯を逃してしまった同選手が、背中の怪我を乗り越えて元気な姿でここに戻ってきてくれたことが何よりも素晴らしいことである。昨日の日曜日にはテレコムカップの決勝戦が行われ、リベリーがキャプテンマークを巻いたFCバイエルンは、VfLヴォルフスブルクを相手に3-0で勝利。シーズンが始まる前に早めの非公式優勝カップを手に入れた。

同選手は、「怪我も治って、もうプレーできる。これは大事なことだよ」とコメント。その言葉をハンブルクでの2日間でプレーを通して完全に証明していた。土曜日に行われたグラードバッハ戦では、自らネットを揺らし、日曜日の決勝戦では貴重な1点目をアシスト。しかし本人は、「強い気持ちはある。でも、まだリズムを取り戻せてはいない。僕はプレーするとき爆発力とスピードを必要とする」と、自分自身の出来に厳しい評価を与えた。

準備期間中にやらなければならないことはまだまだ残っているわけだが、テレコムカップで見せた新加入ロベルト・レヴァンドフスキとの連携は素晴らしいものだった。リベリーは「彼は素晴らしいフォワード。とてつもなく大きな期待を背負っているにも関わらず、とてもよくやっている」と同選手を称賛。週末で挙げた3ゴールは、レヴァンドフスキ本人にとっても大きな自信に繋がることだろう。

レヴァンドフスキ「まだ絶好調には達していない」

だが、このポーランド出身FWのテレコムカップでの活躍は、ここ数週間を見れば当然の結果だというマティアス・ザマー。「ロベルトは最初から良くトレーニングをしていた。彼が何をできるかは、誰もがわかっている」。だが、レヴァンドフスキ自信は謙虚さを貫き、「FCバイエルンではとても良いスタートが切れた。初日からメンバーと理解し合え、トレーニングやテストマッチ毎に良くなっている」と、これまでの準備期間について報告。

土曜日に行われたグラードバッハ戦で、レヴァンドフスキの挙げた1-0のゴールはまさに世界最高クラスだった。これ以上ないというほどのゴールで、しばらく頭から離れないと言えるほどのレベルだ。しかし本人は、「まだ絶好調には達していない」と現在のコンディションを分析し、「もう少し時間が必要。でも、公式戦の開幕までにはまだその時間がある」と付け足した。

約2週間後にはドルトムントとのスーパーカップ、3週間後にはミュンスターでのDFBポカールが始まるわけだが、その前にバイエルンは水曜日の午前、9日間のアメリカツアーに向かう。W杯参加組みの合流や数多くのPR活動がプログラムに組み込まれている中でも、当然しっかりとトレーニングは積まなければならない。ザマーは、「テレコムカップの勝利をアメリカに持っていく。自信をつけることができた。だが、それに浮かれている暇はない。やることはたくさんある」とツアー前に気を引き締めた。