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人気要因の若手

グリーン、アメリカで次のステップへ

おそらくFCバイエルの医療チームはこの選手の身体測定をもう一度やり直さないとダメだろう。夏の間にユリアン・グリーンはまた一回り成長し、「おはようございます」という朝の挨拶でもより力強く太い声に変化していることに気づく。そう、大人になっているのだ。それも、ブラジルでのW杯開催中に。特に決勝トーナメント初戦のベルギー戦で決めたゴールが19歳のグリーンを変えた。これにより同選手の認知度がアメリカで爆発的に上昇し、バイエルンがアメリカで歓迎される大きな要因の一つになっているだろう。

「ツアーの日々を楽しみにしている。バイエルンでプレーできること、そしてここにいれることを誇りに思う」と、水曜日の晩(現地時間)ニューヨークに到着し、その足でレッドブル・アレーナの記者会見に参加したグリーンがコメント。生まれてから2歳までアメリカに住んでいた同選手は、その後母親の移住と共に渡独。父親は現在もアメリカでの生活を続けている。グリーンは「父とは毎日話しているよ」と、父親との関係について自身のコラムで報告した。

現在は、軽い膝の怪我により本調子ではないグリーン。しかし指揮官グアルディオラは、同選手をグアダラハラ戦で10分でも15分でもいいからプレーさせたいと願っている。「ジュリアンは戦士だ。よく動くし、点も取れる。素晴らしい才能だ!」と、同選手への信頼を強調。グリーンはいわれなく昨シーズンにCLデビューを飾ったわけではないようだ。

だが本人は、まだまだ自分のプレーに満足はしていない。「FCバイエルンの大事な試合でも点が取れるということを、早く皆に見せたい。テストマッチだけじゃなくてね」と目標を掲げ、ブラジルでのW杯について質問されると、「一生忘れない」と語気を強め、「でも今は次のステップへ行くときがきた」と先を見据えた。このアメリカツアーが彼の躍進の始まりになるかもしれない。