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ニューヨークでの呼びかけ

NYCファンクラブ「待ちきれない!」

マティアス・シュミット氏によって2年前に設立されたFCBのファンクラブがニューヨークに存在する。ドイツ・バーデン出身のシュミット氏は、1996年にアメリカに移住して以来、9年間ニューヨークでフリーのTVプロデューサーとして生活を続けている。そんなシュミット氏がfcbayern.deの取材に応じ、ファンクラブ創設の理由やアメリカとドイツのサッカー環境の違いについて語ってくれた。

マティアス・シュミットのインタビュー

fcbayern.deシュミットさん、どうしてニューヨークにバイエルンのファンクラブを創設しようと思ったのですか?
シュミット:ここアメリカで私がいつも恋しがっていたものは、クラブと共に生きるという生活習慣だった。居心地の良い場所で皆でサッカーを観戦し、お互いに意見を交換し合う。そういったことが、とにかくここにはなかった。私がまだ子供だった頃、まだパウル・ブライトナーやカール=ハインツ・ルンメニゲがプレーしていた70年代後半や80年代前半からすでにバイエルンファンだった。だから、ニューヨークにもきっとファンクラブを創設するだけの十分な数のバイエルンファンがいるはずだと思ったんだよ。そしたら、信じられない勢いで成長していった。このファンクラブは常に成長を続け、たった一握りの人間しかいなかったのに、今では160人にまで増えてくれたんだ。

 fcbayern.deファンクラブのことについて話すと、アメリカ人の同僚はどのような反応を見せますか?
シュミット:かなり不思議がっているね。アメリカではどんなスポーツでも、皆スタジアムへ行き、試合を見たら再び家に帰るというのが普通だ。プロのクラブチームの下には高校や大学のチームは存在するが、ドイツのようにFユース(8~9歳)から成人チームまで全ての階級がそろっているクラブはない。トレーニングや試合が行われるだけでなく、アットホームな感じで時間を過ごせる場所というのは、アメリカ人にとっては全く馴染みのないものなんだ。

fcbayern.deアメリカ人のファンクラブ会員と、このドイツのクラブ文化が上手く付き合っていくためには、どうすればいいのでしょうか?
シュミット:彼らにとっては、多くの人がすでに訪れたことのある第二のオクトーバーフェストみたいなものだ。一緒に座ってビールを飲んだり、歌を歌ったり、会員のアメリカ人はビール祭りのテントの中にいるような気持ちだろう。月に1,2回は集まって一緒にサッカー観戦をしたり、たまに自分たちでボールを蹴ったりもする。定期的にマンハッタンのビアガーデンに行ったりもするし、本当に庭のあるビアガーデンではなかったとしても、そういった場所はここにいくつもある。

fcbayern.deファンクラブに属するドイツ人の割合はどれくらいですか?
シュミット:ドイツ人は大体25%しかいないよ。私たちは多国籍で構成されていて、文化や言語、バックグラウンドにおいて大きな幅がある。だから、この巨大な街に新しくやって来たバイエルンファンにとって、私たちが素晴らしい拠り所となっている。ファンクラブではすぐにたくさんの友達ができるからね。 

fcbayern.deファンクラブの集まりでサッカーを見るとき、例えばドイツで土曜日の15:30にキックオフだった場合、アメリカでは朝食時にサッカーを見るわけでよすね。どのような感覚ですか?
Schmittそう、私たちのところではまだ朝の10時半だ。だから、本当に朝食を食べながらサッカーを見ている。もしくは、こちらの言い方に習えば“ブランチ”時だ。行きつけの飲み屋で落ち合い、早々にビールを飲み始めるよ。

fcbayern.deニューヨークとドイツのサッカー観戦の違いは何でしょうか?
シュミット:最大の違いはおそらく、ドイツではゴールの後に必ず歌を歌うわけではないが、ニューヨークでは皆歌を歌うのが大好きだ。

fcbayern.deもうすぐFCバイエルンが渡米しますね。楽しみですか?
シュミット:W杯で優勝した後に、今度はバイエルンが来てくれる。こんなに素晴らしいことはないよ!ファンクラブとしても素晴らしいプログラムを用意してあるし、街を訪れる他のバイエルンファンと会うのも楽しみにしている。すでに試合観戦のためにニューヨークへやって来るボルチモアやフィラデルフィア、ワシントン、モントリオールの人たちとメールで連絡を取っている。

fcbayern.deプログラムの具体的な内容は?
シュミット:まずは水曜日のトレーニングを見学にいくつもりだ。それからブルックリンでレジェンドマッチを観戦する。木曜日はもちろんCDグアダラハラの試合に行くし、その前にまず行きつけ飲み屋で落ち合う予定だ。他にも、大きな弾幕やTシャツも作ったんだ。それらのいくつかは歓迎の印としてバイエルンに贈るつもりだよ。そして、金曜の夜にはバイエルンファン全員でニューヨークの街で大々的なはしご酒をするつもりりさ。