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「素晴らしい司令塔」

アロンソ、バイエルンデビュー戦で強烈なインパクト

シャビ・アロンソは、FCバイエルン加入後2日目にして、早くも新しい故郷となるミュンヘンをより深く知る機会を得た。32歳のアロンソは、毎年恒例のパウラーナー撮影会に参加、バイエルン州の伝統的な民族衣装であるレーダーホーゼン(皮ズボン)に着替え、写真撮影に臨んだのだ。初めてトラハト(民族衣装の名前)に身をまとったアロンソは「履き心地はいいね」と早くも気に入った様子。
「写真では何度も見たが、やっと自分で履くことができた」とコメントした。

民族衣装を着こなしたアロンソは、昨日土曜、既に本来の仕事着であるバイエルンのユニフォームに初めて袖を通してピッチに立っていた。チャンピオンズリーグを2度制覇している彼は、本職の方でも素晴らしい仕事っぷりを披露。ゲルゼンキルヒェン(シャルケ)のフィールドで司令塔として見事なゲームコントロールを見せ、68分にフィールドを後にした。途中交代した時点でアロンソは、チーム1のボールタッチ数(86)のほかにも、最長走行距離(8.8km)を記録。その上90%以上と高いパス成功率をマークした。

「彼は経験豊富な選手で、パスの名手。すぐに中心的存在となっていた」とキャプテンのフィリップ・ラームも新しい司令塔を賞賛した。ゴールキーパーのマヌエル・ノイアーは、「彼をじっくりとなじませる必要はなさそうだ。すぐに責任感を発揮してくれた。みんな彼を知っている。そのため一緒にプレーするのも簡単だった。自動的に連携をとることができた」と付け加えた。

即スタメン入り

アロンソは、試合開始後1分からペップ・グアルディオラに与えられた司令塔の役割を完璧にこなしていた。彼は大きなジェスチャーで選手を動かし、ボールをさばいては、まるですでに数ヶ月前からFCBの一員であるかのようなプレーを見せた。ワールドカップとユーロのダブル優勝を果たした元スペイン代表は、ほとんど準備期間もなくこれをやってのけたのだから大したものだ。彼が参加したのは、試合当日の軽い朝練のみだった。

「僕らとまだ一度も練習していないのに、素晴らしいパスを見せた。彼の実力は一目瞭然だった。スーパーな司令塔だ」とアロンソと共にダブルボランチとしてプレーしたゼバスティアン・ローデは語った。グアルディオラも「とても満足」していると同じスペイン人のデビュー戦を評価した。
「立ち上がりはずば抜けていた。彼はこのポジションを非常にうまくこなすことができる。当然ながら彼ほどの質があれば、チームの力になる」

アロンソ自身も、68分間にわたったデビュー戦に満足したようだ。
「大きな経験だった。とても楽しみにしていた」とスペイン代表で114キャップを記録したアロンソは述べた。グアルディオラと話し合い、スタメン出場に向け「準備は万端」だったと彼は言う。FCリヴァプールとレアル・マドリードでそれぞれ5年間プレーしたアロンソは、新たな挑戦について嬉しそうにこう語った。
「私は何年も前からブンデスリーガを追っていた。ここのサッカーはレベルが高い」
彼はデビュー戦で、自分のレベルの高さも見事に証明してみせた。