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「我々だってファイターだ」

FCB、シーズン白星スタートを喜ぶ

ブンデスリーガ開幕戦、バイエルンは順調なスタートをきった。VfLヴォルフスブルクと対した開幕戦は接戦となったが、FCBの2-1(前半1-0)での勝利は順当な結果であったとも言える。これでレコルトマイスターは、7シーズン連続で黒星スタートを免れた(6勝1分け)。バイエルンは、主力を数名欠き、難しいプレシーズンを余儀なくされていたが、ワールドカップ決勝戦から40日後の開幕戦では見事なパフォーマンスを見せ、今後さらにいっそう飛躍する可能性を垣間見せた。

「4-1や5-2となる可能性もあった。ドラマチックな、とても良いゲームだった。国内外に臆することなくアピールできる、ブンデスリーガのPRともなる試合だった」とカール=ハインツ・ルンメニゲ代表取締役は試合後に総括した。
「試合前にも述べたように、今シーズンに対する懸念など微塵もない。我々は良いシーズンを戦い抜き、感動的なブンデスリーガシーズンとなると信じている。ドイツ中のファンにも、ぜひ期待してもらいたい」

最後はファイターに

金曜の夜、FCBの開幕戦勝利を最も喜んでいたのは、チケット完売のアリアンツ・アレーナに足を運んだ71,000人のファンだろう。FCBのスターティングメンバーには、W杯セミファイナリストのアリエン・ロッベンやダンテに加え、世界チャンピオンに輝いたドイツ代表選手からも4名が選ばれていた。FCBは、トーマス・ミュラー(37分)とロッベン(47分)のゴールで2点をリード。その後元バイエルンのイヴィツァ・オリッチ(52分)に1点返され、手に汗握る緊迫した終盤となった。

「総合的には満足のいく試合だった。とくに結果は良かった」と先制点を決めたミュラーは振り返った。彼は「長時間にわたり良いプレーと巧みなコンビネーションを見せることができた。当然予定通り進行しない時間帯もあり、最後は冷や汗をかいた」と続けた。もっとも彼は緊迫した終盤、FCBは「必死に食らいついて時間をやり過ごした。我々の持ち味は何もサッカーだけではない。我々はファイターでもあるのだ」と嬉しそうに語った。

ガウディーノ、好デビューを飾る

「開幕戦はいつだって、いつもとは少し変わった試合になる。大事なのは、なんとか戦い抜いて勝ち点3を獲得すること。それを達成することができた」と2点目を決めたロッベンも満足げに語った。もっとも彼は「まだ伸びしろは沢山ある」と付け加えた。フィリップ・ラームは、プレシーズンが短かっただけにW杯組が「最後の方は多少パワー切れになった」と明かし、さらにリードを2点に広げたまま「試合を決めきれなかった」点も今後の課題であるとしながら、それも「まだ100%ではないのだから、当然と言えば当然かもしれない」とも述べた。

最終的にはバイエルンが勝利し、最高の形で開幕戦をものにすることができた。
「もし引分けで終わっていたら、フェアーな結果だとは言えないくらい、チームは試合中に華麗なサッカーも披露し、最後まで勇敢に戦ってくれた」とルンメニゲは、主力を多く欠いてこの試合に臨んでいたチームを賞賛した。中でも特筆すべきは若干17歳のジャンルカ・ガウディーノのプレーであった。ガウディーノのブンデスリーガデビュー戦をルンメニゲは次のように評価した。
「誇りに思うの一言だ。彼自身も今日のパフォーマンスを誇りに思うべきだ」

スポーツディレクターのマティアス・ザマーも、ルーキーをべた褒めだ。
「ジャンルカは、練習ではなかなか身につけることのできないセンスを持っている。一言で言えば、彼はずば抜けてサッカーがうまい、レベルの高いプレーヤーだ」
FCバイエルンは「勝利したのだから、自信を持って今週の練習に臨むことができる」と来週末のFCシャルケ04戦にザマーは照準を合わせている。夜半にアリアンツ・アレーナを後にする際に、ザマーはこう言い残した。
「本日は重要な勝ち星を獲得することができた。この調子でどんどん行く」