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「自信をつけるために必要なのは勝利」

厳しい初戦に向けて準備万全のFCB

この日のメディアセンターは超満員となった。木曜日の午前、ドイツ、マレーシア、日本など世界中からジャーナリストがゼーベナー通りに集まり、FCバイエルン対VfLヴォルフスブルク(日本時間土曜3:30キックオフ)のシーズン開幕戦に向けた指揮官ペップ・グアルディオラの言葉に耳を澄ましていた。そして、記者たちがそこで目にしたのは自信に満ち溢れた監督の姿。同監督は、ハードなプレシーズンを終えたチームを待ち受けるのは、白熱する初戦だということを当然のごとく承知していた。 

グアルディオラは、「リーグトップクラスのチームと戦うというこの我々の状況は簡単ではない」と、数多くの主力(バスティアン・シュヴァインシュタイガー、フランク・リベリー、ハヴィ・マルティネス、チアゴ、ラフィーニャ、ジェローム・ボアテング、ミチェル・ヴァイザー)を欠かなければいけないチームの現状を説明。さらに、W杯優勝を果たしたドイツ代表メンバーに加え、ダンテやアリエン・ロッベンといったW杯メンバーも練習では遅れをとっている。しかし同指揮官は、「心配はしていない。対策は、走って、とにかくプレーすること。初戦での勝利は自分たちに自信を持つためにも非常に重要だ」と、起用可能な選手層の薄さを言い訳にしないことを強調した。

「厳しい開幕戦になる」と、第一節の内容を予想したのはバイエルン代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲ。「ヴォルフスブルクは、小さいが、それでも確かなアドバンテージがある」と、W杯参加メンバーを欠かなければならない状況を理由に挙げ、「それでもしっかりと準備はできている。我々のシーズンの目標は明確だ。リーグ戦を連覇したい」と、FCB.tv Newsにて今季の目標を掲げた。

207ヶ国で生中継

金曜日のブンデスリーガ開幕戦は207ヶ国で生中継されることになっている。「楽しみにしている」とコメントしたのは今季でバイエルン2季目を迎えるグアルディオラ。1シーズンが経過したことで「よりチームのことを知った」と述べる一方、「この1,2ヶ月は非常に難して危険になる」と警戒も示している。そして、とりあえずの目標を「ウィンターブレイクまでに良い順位にいること」と掲げ、「それが過ぎたら一気に攻めに出る」と力を込めた。

だが、最終的には「再び良いシーズンになる」と確信しているグアルディオラ。選手たちについては「完全なるプロフェッショナル。彼らはこのクラブを愛しているし、勝利し続けることを愛している」と称賛。つまり、それが正しいことをヴォルフスブルク戦で証明しなければならない。「メンタルの部分で準備ができていないという心配はない」と自信を示したのは主将フィリップ・ラーム。ホルガー・バドシュトゥーバーも「ビッグマッチだ。大事な開幕戦。この日のために調整してきた」と、当然のことながら闘志を見せつけた。