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良い試合

決戦の準備が整ったFCBとMLS選抜

集まったメディアの数は、もはやチャンピオンズリーグ級だった。16のカメラチームに加え、70人以上のジャーナリストと数多くのカメラマンが、水曜日の晩に行われるMLSオールスター選抜対FCバイエルンミュンヘンの試合前の正式な記者会見に参加するため、ポートランドの中心街に位置する「ナインズ」というホテルに集まった。

実際、記者会見に出席する側を見ても十分にCLに相当する面々が立ち並んでいた。バイエルンを代表してステージに上がったのは、監督ペップ・グアルディオラ、フランク・リベリー、ロベルト・レヴァンドフスキ、ジュリアン・グリーン。MLSオールスター選抜側は、監督ケイレブ・ポーター、最優秀選手賞にも輝いたことがあるティエリ・アンリ、アメリカ代表でW杯にも参戦したクリント・デンプシーとマット・ベスラーが姿を現した。

短めのプレー時間

「ここにいれること、そしてMLSから選抜された選手たちと戦えることを嬉しく思う。この試合は、今シーズン最初のタイトルをかけた来週の試合のための準備の一環」と、8月13日に控えているボルシア・ドルトムントとのスーパーカップ戦を見据えたグアルディオラ。だがその後に、「我々はまずオールスター選抜との一戦に集中する」と、来週の試合は今のところ二の次だということを強調した。

そして、同試合でようやくバイエルンの選手たち全員が集合することになる。W杯に参加して今もまだ休暇中の8人の選手が、水曜日チームに合流し、夜にはも少しだけプレーする時間を与えるようだ。「おそらく15分程度。それ以上はない」とグアルディオラ。同指揮官は3週間の休暇明けの選手たちに怪我をするリスクを冒してほしくないようだ。唯一欠場が決まっている選手は、現在ミュンヘンでリハビリに励んでいるスペイン出身のチアゴだ。

2チームで臨むオールスターチーム

fcbayern.de とのインタビューではピエール=エミール・ホイビュルクも、「良い試合になると思うよ。アメリカは絶対大々的な演出をしてくるから、大きなショーになるだろうね(笑)」と、MLSオールスター選抜との対戦を心待ちにした。一方対戦相手のCBベスラーも、「現状で世界ナンバーワンのチーム」とバイエルンを称賛し、「このような世界最高峰の選手たちとプレーするのは大きなチャンス、そして大きな経験だと捉えている。常に学び取れるものがある」と、楽しみにした様子でコメント。

監督ケイレブ・ポーターも「バイエルン相手に良い試合をしたい」と、意気込みを述べ、全後半でメンバーをガラッと交えることを示唆した。バルセロナ時代にペップ・グアルディオラのお気に入りで、同スペイン時の哲学を熟しているティエリ・アンリも、「バイエルンのプレースタイル的にも選手交代は必要不可欠だろう」と強調。

さらに「いつも自分がボールを持っているから疲れることはない。対戦相手は、試合が早く終わってほしいと願うようになる。相手は、何をされるか、何が起こるかをわかっているのにそれを防ぐことができない。そして、それを結局させてしまう」と、バルサでプレーしていた頃を振り返ったアンリ。選抜チームのメンバーへのアドバイスは「たくさん走るために、たくさん飲んで、確実に行く」だそうだ。