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過去の対戦歴

ミュラー、パーダーボルン戦でゴールを決めたことも

最初に超難問クイズの出題から: 2006年、FCバイエルンを乗せて日本に飛び立ったルフトハンザ機の名称は? その答えは、なんと《パーダーボルン》である!

ブンデスリーガ1部昇格を決めたばかりのノルトライン=ヴェストファーレン州の北東部のオスト・ヴェストファーレンに位置するパーダーボルン市のチームは、これまで、ブンデスリーガ1部のリーグ戦でFCバイエルンと対戦した経験こそないが、両者には実は様々な接点がある。最初の接点は、FCBのアシスタントコーチ、ヘルマン・ゲルランド。彼はオスト・ヴェストファーレンで馬牧場を経営している。また、パーダーボルンのアンドレー・ブライテンライター監督が選手時代に記念すべきブンデスリーガ初得点を決めたときの対戦相手は、FCバイエルンである!

フィールド上でも、バイエルンとパーダーボルンは過去3度顔を合わている。対戦経験を持つ選手は、トーマス・ミュラー、ホルガー・バドシュトゥーバー、クラウディオ・ピサーロの3名だ。本サイトfcbayern.deでは、これまでの3戦を振り返る。

2001年8月27日:初対戦

初対戦の舞台は、2001/2002年のDFBポカール一回戦。当時チャンピオンズリーグ王者であったFCBは、レギオナルリーガ(地区リーグ、当時はドイツ3部に相当)のパーダーボルンと対戦した。当時から現在に至るまでパーダーボルンのGMを務めるミヒャエル・ボルンは、この勝負を「今世紀で一番楽しみな試合」と評していた。パーダーボルンの本拠地であるヘルマン・レンス・シュターディオンは、収容人数が5,000名とキャパシティー不足で、この試合はビーレフェルトで行われた。26,620名のサポーターが、パーダーボルンに熱い声援を送り続けたが、彼らの祈りが届くことはなく、FCバイエルンを前に、夢は易々と打ち砕かれた。

FCBは、カルステン・ヤンカーがわずか6分で先制点を奪うと、ロケ・サンタクルス(23分)、アレクサンダー・ツィックラー(51分、71分)、ニコ・コヴァチ(65分)と、得点を次々と重ねてリードを5点に広げた。この試合の76分には、クラウディオ・ピサーロが途中出場を果たしている。パーダーボルンは、82分にはジュセッペ・カナレのシュートがクロスバーを叩き、イァヴォル・ヴァルティヒノフがオリバー・カーンにPKを止められる(84分)など、徐々にバイエルンゴールに肉薄し、最後の最後になりキャプテンのクリシュトフ・カルポヴィシュチが待望のゴール(89分)を奪い、最終スコアーを5-1とした。

2008年9月27日:上位対決

もっともこれは、3部リーグでの対戦だ。第8節、それまで無敗だったFCバイエルンのセカンドチームは、3部リーグ首位のパーダーボルンの本拠地、9,431人のサポーターが待ち受けるパラゴン・アレーナに乗り込んだ。最後に試合を決めたのは、パーダーボルンの方が勝っていた「勝利への執念」だったとコーチのヘルマン・ゲルランドは、1-2(前半0-2)で敗れた試合を振り返った。

この試合でMVPを獲得したのは、2ゴール(17分、44分)の活躍を見せたパーダーボルンのフォワード、フランク・レーニング。バイエルンのセカンドチームでは、トーマス・ミュラーとホルガー・バドシュトゥーバーが先発でフル出場するも、ダニエル・シコルスキ(74分)の1点のみにとどまり、この上位対決では苦杯をなめた。明日火曜の試合でバーダーボルンの右サイドバックとして出場すると予想されるイェンス・ヴェンマーもまた、当時の対戦の経験者だ。

2009年3月22日:ミュラーのゴール

同じシーズンのリターンマッチ、今度はミュラーがリベンジを果たす。FCBのストライカーは、グリューンヴァルダー・シュターディオンに集まった900人のサポーターの前で、立ち上がり早々ポストを叩く(2分)と、その直後にはメーメット・エキチのフリーキックに合わせて先制点を奪った(10分)。

この1点で、バイエルンの楽勝を予想した者は、期待を裏切られることになる。この時点で2位につけていたパーダーボルンは、必死に食い下がり、ゼーレン・ゴンター(31分)のゴールで試合を振り出しに戻してしまう。負けられないバイエルンは、イルマス(44分)が追加点を決め、前半中に再びリードを奪い返し、最終的にはこの1点を死守して2-1で勝利した。この試合を経験したパーダーボルンのダニエル・ブリュックナーは、明日の試合では左サイドバックとしてアリアンツ・アレーナの芝生に足を踏み入れることになりそうだ。