presented by
Menu
誕生日インタビュー

ルンメニゲ「挫けるか、再び前へ進むか」

オクトーバーフェストにリーグ1位浮上。火曜日に59歳を迎えたカール=ハインツ・ルンメニゲにとって、これ以上の誕生日は存在しないだろう。それに際しFCバイエルンの同代表取締役社長はfcbayern.deのインタビューに応じ、これまでの今シーズンの成績、マリオ・ゲッツェ、アリエン・ロッベンといった個々の選手について語ってくれた。

カール=ハインツ・ルンメニゲとのインタビュー

fcbayern.de誕生日おめでとうございます。59歳になりましたが、願いはありますか?
ルンメニゲ:私は幸せな方の人間だと思う。素晴らしい家族がいて、素晴らしい仕事がある。だから、私は家族が今のままでいてくれることを願うよ。そしてFCバイエルンがこの成功の軌道に乗り続けてくれることをね。そのために必要な条件は整っていると思う。

fcbayern.deどのようにお祝いされますか?
ルンメニゲ:誕生日に大きなパーティーをする人間ではないからね。家族だけで小さく祝うよ。それ以外は特に何もしない。

fcbayern.de第5節のパダボーン戦に勝利したことでFCBがリーグ首位に立ちまし。再び1位になったことに驚きはありましたか?
ルンメニゲ: W杯という代償があったからね。我々がスタートで躓くと思っていた人も少なくないだろう。それは負傷者の数を見てもわかること。だが、このうようにW杯の後に事がどう進むかは誰にもわからない。だが、我々はこのスタートにとても満足している。この成績が安定、自信、落ち着きを与えてくれる。また実りの多いシーズンになるべく、順調に進んでいるよ。

fcbayern.deここまでの結果に対するペップ・グアルディオラの貢献度は?
ルンメニゲ:『心配しなくていい』と監督が常に言っていた。彼は2010年、スペイン代表がW杯で優勝して帰って来た時、バルセロナで同じような状況を経験している。私は繰り返すことしかできないが、ペップはきちんとこなすよ。彼は良い意味で騒動の中心人物。なぜなら、常に新しいことを実践するからだ。どのような戦術を用いるか、対戦相手の監督にとっては最も予想しづらいのがペップだろう。彼はチームと選手個人のどちらも新しいレベルへと連れて行ける男だ。

fcbayern.deバイエルンが直近4試合で無失点というのも注目されていますね。
ルンメニゲ:守備陣が成功の土台になっているということは、元FWの私としても認めざるを得ない。監督の意見は少し違うようだがね(笑)。前線はチームのポテンシャルを持ってすれば、ゴールを奪えないという心配はほぼない。ハンブルクでは確かに無得点で終わったが、それは原則ではなく例外だ。

fcbayern.de攻撃だけでなく守備のキーマンとなっているのはシャビ・アロンソです。彼がこんなにも早くバイエルンの試合で結果を出していることに驚きましたか?
ルンメニゲ:いや、驚いてはいない。シャビ・アロンは大きな人柄を持つベテラン選手だ。それに本人も絶対にバイエルンに移籍したいと思っていた。最初から自身の司令塔としての実力を証明していたよ。移籍があると、選手にはすぐに実力を発揮して欲しいと願うものだが、時には我慢して待つことも必要。アリエン・ロッベンがまさにその例だ。

fcbayern.deそれはどういう意味ですか?
ルンメニゲ:2012年に彼の身に起きたことを私はまだ覚えている(CL決勝でPKを外したこと)。そうした選手には2つの道がある。そこで挫けるか、立ち上がって再び前へ進むかだ。彼は前に進んだ。2013年、ウェンブリーで彼が試合を決める得点を挙げた時、私は誰よりも喜んだよ。ここ2年間で8タイトルを獲得できたのは、アリエン・ロッベンがいたからだ。彼のことを100%止められるチームはない。スーパーな選手だ。彼がしっかりケガを治してくれることを願う。目標を達成するためには彼の力が必要だ。

fcbayern.deマリオ・ゲッツェの成長の具合はどうですか?
ルンメニゲ:21歳でFCバイエルンに来たとしても、当然まだまだ成長過程にある。彼のような若い選手には、単純に順応するための時間を与えなければならない。だが、彼にとって今が再び実力を発揮する良いチャンスだと思う。ここ数日で見せたプレーを彼が続けてくれることを願っている。

fcbayern.deロベルト・レヴァンドフスキもパダボーン戦で決めたゴールにより、再び実力を発揮したと言えるのでしょうか?
ルンメニゲ:先週のマンチェスターC戦では、ゴールを奪えなかったため彼は満足していなかった。だから私は彼に言ったよ。『ロベルト、今日のようなプレーを続けていれば、自然とゴールは生まれる』とね。監督が実力を信じてくれていて、選手が努力を怠らなければ必ずそうなる。

fcbayern.de今週の土曜日は敵地でFCケルンと対戦です。どんな試合になると思いますか?
ルンメニゲ:ケルンはハードワークをするチームで、今は勢いがある。相手にもほとんど隙を見せない。だから攻撃陣がキーポイントとなってくる。パダボーン戦のようにプレーしなければならない。ボールロストの後もすぐにプレッシャーを掛ける必要がある。そうすればケルンも何度かミスをするかもしれない。いずれにせよ簡単な試合にはならない。

fcbayern.deその後はすぐにモスクワへ向かうわけですが、昨シーズンのファンの暴動によりチャンピオンズリーグの試合が無観客試合となりますね。
ルンメニゲ:私は40年間サッカーに関わってきたが、このようなことは一度も経験したことがない。サッカーは臨場感、サッカーは感情だ。だが、役員からジャーナリストまで誰もスタジアムに入ることができない。これについてはただただ残念だ。我々のファンにも申し訳なく思う。

fcbayern.deそれはどうしてですか?
ルンメニゲ:ファンの中には25年間一度もアウェイ戦を逃さずにスタジアムで観戦している人もいる。だが、今回はそういった人たちにも入場できないことを通達しなければならない。彼らに責任は何一つないにも関わらずね。彼らはUEFAに直接手紙を書いたりして出来ることは全てしていた。最終的には認められなかったがね。

fcbayern.deスポーツ的な目線ではモスクワでの勝利は義務なのでしょうか?
ルンメニゲ:勝ち点3を持ち帰ることができれば、それは素晴らしいことだ。おかしな試合になるだろうが、簡単でないのは間違いない。今回のこのチャンピオンズリーグのグループは非常に厳しい。油断は絶対に禁物。