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先発復帰

リベリー、復活街道をまっしぐら

離脱していたとは一切思わせない動きで彼は左サイドを往復していた。ボールタッチ数101回、1ゴール、対人勝率約72%。フランク・リベリーは間違いなく 3-1で勝利したハンブルガーSV の立役者の1人だった。同フランス代表が2014年4月以来、約7ヶ月ぶりに公式戦先発出場を果たし、今シーズンはこれまでわずかな出場時間しかなかったことは、あのプレーを見てしまえばきっと誰も信じないだろう。復帰したての頃に立ちはだかる壁を、リベリーは悠々と越えていった。

「私は彼のパフォーマンスに満足している」と同選手を称賛したのはペップ・グアルディオラ。リベリーは前半にしたパス28本の全てを味方に繋げていたが、これは驚異的な確率だ。グアルディオラは「彼がずっと負傷していたことを忘れてはいけない」と同選手が膝蓋腱の怪我で長期離脱していたことを言及し「だが、彼は本当に良いプレーをしていた」と絶賛した。

「幸せ」なグアルディオラ

しかし「僕にとって簡単ではなかった」と本音を語るリベリー。だが「チームは良いプレーをしていた。だが僕もだ!」とも述べ、全体的なパフォーマンスには満足を示していた。そして指揮官も「フランクはとてもダイナミックなプレーをしていた」と評価。55分のディフェンダーに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた3点目については「少し運が良かった」と素直にコメントし、「でも、僕にとってもチームにとっても素晴らしいゴールとなった」と振り返った。

しかし、試合終了間際には突然のハプニングが同選手を襲った。試合観戦に訪れていた一人のファンがピッチに乱入し、リベリーの顔面にマフラーを叩きつけたのだ。「彼が来るのが見えなかった」とその瞬間を話すリベリー。最初は「少し怒っていた」ようだが、数分後には笑顔を見せて「大したことじゃない」とコメント。同選手にとってはむしろその時間帯にピッチに立っていたことの方が重要だったようだ。「彼が90分間プレーできたことを嬉しく思う」とグアルディオラも喜びを表した。