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「問題なし」

FCB、頂上対決に「満足してないとは言えない」

FCバイエルン vs ボルシア・メンヒェングラットバッハの頂上決戦は、激しさ、レベル、スピード、戦術、ポスト直撃やファインセーブの惜しいゴールシーンなど、そのどれをとっても頂上対決にふさわしい熱戦となった。唯一足りなかったものを挙げるならば、ゴールである。
「この素晴らしい試合に、敗者は似合わない。(スコアレスドローにもいろいろあるが)見応えのある方の0-0だった」とカール=ハインツ・ルンメニゲは、90分間の激戦を振り返った。さらに、総合的には「満足してないとは言えない」し、「2位と引き分けたのだから、問題なし」と総括し、帰路についた。

ペップ・グアルディオラも「引分けで問題ない」と頂上対決を評価している。勝利こそならなかったが、FCBの総監督は選手を「とても、とても誇りに思う」と賞賛した。というのもカウンター攻撃を得意とするメンヒェングラットバッハを相手に、またしても無失点で試合を終えることができたからだ。彼によれば、「少しだけ組織が崩れ、カウンターを何本か許してしまった」のは、後半疲れが見えてきてからだという。

だがそんなときには、最後にマヌエル・ノイアーがいる。
「ようやく彼の見せ場がやってきたね」とトーマス・ミュラーは、にやりと笑い「ゴールを本当に良く死守してくれていた」と賞賛の言葉を贈った。現在659分間無失点中のノイアーは、着々と自己ベスト(771分)に迫っている。
「最近は一試合1本か2本しか飛んでこなかったが、今日は普段より少し出番が回ってきた」とノイアーは言う。

2位との勝ち点差は引き続き4

もっともノイアー自身は、昨夜の結果に満足はしていない。
「勝ち点3が重要なのに、今日は勝ち点1しか持ち帰れない」という彼のコメントからは、勝ちきれなかった悔しさが伝わってきた。しかし、彼は「グラットバッハで勝つことがいかに難しいことが良くわかっただろう」と相手にも敬意を示している。ルンメニゲも以前からそれを強調していた。
「グラットバッハは、高い組織力と規律正しいプレーを誇り、フィジカルも強いチームだ」

ノーゴールに終わったバイエルンの攻撃陣について、ミュラーは「いろいろ努力したが、簡単にはやらせてはくれなかった。最後のひらめきが足りなかった」と総括している。グアルディオラは「少し決定力が足りなかった」と分析した。ポストを直撃したダヴィド・アラバのシュート(10分)、相手に当たってコースが変わったロベルト・レヴァンドフスキーのシュート(41分)、終了間際、至近距離から放ったクラウディオ・ピサーロ(90+4分)のシュートの場面では、いずれにせよ数センチの世界が結果を左右していた。

一言で言えば「ものすごい接戦だった。僕らはボールをゴールラインの後ろに運べなかった。でもグラットバッハも、2、3本良いカウンターがあったからね。2位とアウェイでやったんだ。ときには勝ち点1でも満足しないと」とミュラーは言う。少なくとも連続無敗試合記録を13に延ばし、順位表の上位に大きな変化はない。ラームはこう総括した。
「我々が勝ち点4リード。問題ない!」