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少し変な感じ

レヴァンドフスキ対FCBメンバー

ユーロ予選のドイツ対ポーランドでは、バイエルン対決が実現する。ロベルト・レヴァンドフスキとFCBメンバーのこの再会は、当然のことながら話しのネタとなっていた。「もちろんお互いに挑発し合っていたよ。冗談半分でね。最終的には引き分けるということで落ち着いたんだ。でもその後に、『でも今回は俺たちが勝つから』って付け加えたよ」と、冗談交じりに会話の内容を明かしたのはトーマス・ミュラー。「ようは、最後的にドイツが引き分けて勝つってことで解決したよ(笑)」

守護神マヌエル・ノイアーもほくそ笑みながら「ロベルトはもうしばらくトレーニングで僕からゴールを奪ってないよ」とコメント。現在同GKはドイツ代表での公式戦で658分間ノーゴールをキープしている。だが、レヴァンドフスキが初めてブンデスリーガでノイアーと対戦したときは、最後に笑ったのはレヴァンドフスキだった。

「ブンデスリーガで挙げた初ゴールは、シャルケ戦だったことを本当によく覚えているよ。ゴールを守っていたのはノイアーだったね」と、レヴァンドフスキは4年以上前のボルシア・ドルトムント対FCシャルケ04(3-1)戦で挙げたゴールを振り返った。実際、これまでノイアー相手に挙げた同選手のゴール数は6となっている。

高い決定率

確かにレヴァンドフスキが言う通り、代表戦のポーランド対ドイツがレヴァンドフスキ対ノイアーもしくはその他の選手ということにはならないのだが、それでも「ドイツ戦は少し変な感じだ。知っている選手がたくさんいるからね。その内の何人かは特に一緒に過ごす時間も長いし、一緒にトロフィーを掲げたこともある人たちだ。そういったプレーヤーとピッチで戦うことになる」と述べるように、多少なりとも違和感は感じているようだ。実際、ドイツ代表にいるメンバーでレヴァンドフスキがFCバイエルンかドルトムントで一緒にプレーしたことのある選手は7人にも及ぶ。

同FWは今まで代表戦62試合で23ゴール、ブンデスリーガ138試合で78ゴールと素晴らしい成績を残しており、ユーロ予選の初戦ではジブラルタル相手に4ゴールを奪い、7-0の快勝の立役者となった。そして、今季の開幕直後には軽い故障をしながらも、マティアス・ザマーSDが「素晴らしい」と称賛するように、FCBでしっかりとした活躍を見せている。

だが、BVBでの4年間と比較すると、レヴァンドフスキはFCBでまた違ったプレースタイルに適応しなければならない。基本的に深く引いて守ってくる相手に対しては、常に際どい戦いを強いられ、自身のFWとしての役割も新しいものとなる。しかし、高い技術力とゴール前の危険性、そしてチーム内でも確固たる地位を築けているのは確かだ。「ロベルトは今本当に調子が良い。僕たちもそれは理解している。彼を抑えることは難しが、何かしら対策を考えるだろう」とノイアー。

ゴール前でもとことん冷静

火曜日のワルシャワでの試合を前に、ヨアヒム・レーヴ代表監督も「ロベルト・レヴァンドフスキは例外。私にとって彼は世界最高のFWの中でもベスト3に入る。彼のようにプレッシャーを受けながらボールをキープできる選手は少ない。そして、ゴール前では冷静にネットを揺らし、信じられないほどのサッカーセンスがある。彼は本当に全てを兼ね備えている」と絶賛した。

とは言え、「ドルトムント時代に何度も対戦している」とボアテングが言うように、これが始めての体験というわけでは全くない。だが、BVBのマッツ・フンメルスにとっては「初めての感覚」が待ち受けている。「まだレヴィとはやったことがない」とコメントした元バイエルンのフンメルスは、「本当に激しい戦いになるだろう」とポーランド戦を見据えた。