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「これ以上良いものはない」

誇り高きFCバイエルン「新しいことにハングリーに」

アウディドームで行われた今年度の年次総会では2421人の会員が参席。壇上には綺羅びやかなブンデスリーガ優勝皿、DFBカップ優勝、FIFAクラブワールドカップ優勝トルフィー、そしてベコバスケットボールリーグ優勝トルフィーが並べられていた。スポーツ面での成功に加え、経営面でも過去最高の結果を残した。

代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲは「我々はスポーツ面でいい1年だった。しかし経営面でもだ」と満足気に話した。会長のカール・ホフナーが発表したように現在会員数251315人を抱えるFCバイエルンは「世界最大のスポーツクラブ」となった。ルンメニゲは「スペクタクルなサッカーという内容に加え、ファンタスティックな結果だった。そしてファンの素晴らしいサポート。これ以上良いものはない」と絶賛した。

FCBも世界王者

「FCバイエルンへの他からのリスペクトが今日ほど高かったことはなかったと思う。我々のクラブはスポーツ面での成功と経営面での信頼という理想的な手本となっている」とルンメニゲは強調。そのことをルンメニゲは国外を回るたびに感じているという。「(ヨーロッパ・スーパーカップを含め)4つのタイトルを獲得することができた。その前の年も4つ。2年間で8つのタイトルというのは誰も体験したことがないはずだ。脱帽するしかない」とルンメニゲは話した。

「これらのタイトルに加え、FCバイエルンは世界王者にもなったといえるだろう」とルンメニゲはブラジルW杯でのドイツ代表による優勝も思い出させた。バイエルンからは14人が決勝トーナメントに進出。ドイツ代表には7人が選出され、マリオ・ゲッツェは優勝に導くゴールを決めた。「バイエルン以上に選手を送ったクラブはいなかった」とはルンメニゲ。

アリアンツ・アレーナの完済

スポーツ面での成功の他に経営面での成長も素晴らしいものがあった。スポンサー部門では20%アップの収入。マーケティング部門でも新記録を作った。「130万枚のユニフォームが売れた。これは過去になかった数字だ。他のブンデスリーガ17クラブの総計よりも多い」とルンメニゲは説明した。この部門では27%アップの1億520万ユーロの売上を記録。

「喜ばしいニュース」として語ったのがアリアンツ・アレーナのクレジット完済。2005年に杮落しされたスタジアムは9年半で「全てを払い終わった。これは誇りに思えることだ」とルンメニゲは強調した。またルンメニゲは将来的に現在の71000の観客数を75000席(国際マッチの場合は現行の68000席から71000席)に増やすプランを発表した。「既に市からの合意は受けられている。後半戦開始までにはこの点での許可が降りると思っている」とルンメニゲ。

ヘーネスへのスタンディングオベーション

現在収監されているウリ・ヘーネスへのスタンディングオベーションもあった。「必要な裁判所からの認可が下りれば、来年にもウリ・ヘーネスは釈放され、我々の育成部門のポストにつくことができる。我々が、彼にとって非常に難しい時間だったと想像できるものが部分的にでもこれで終わることを祈っている」と話した。

最後にルンメニゲは今シーズンのこれまでについても振り返り、「W杯の後だけにスタートダッシュの失敗が予感されていた。皆さんみんなをがっかりさせるようなこともありえた」と話した。それだけに監督のペップ・グアルディオラ(「彼はFCバイエルンにとっての恵み」)とそのチームのここまでのプレーぶりを「素晴らしいパフォーマンス」と賞賛した。そしてドレーセンは「全てのことを誇りに思いながらも、新しいことへのハングリーさは十分にある。将来に向けてビクビクする必要はない」と補っていた。