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「楽しくてたまらない」

FCB、連勝街道まっしぐら

8日(土)、FCバイエルンはフランクフルトで4-0(前半1-0)と快勝、暫定的ながら2位との勝ち点差を広げてサクセスロードを邁進中だ。フランクフルト戦を危なげなく制したドイツのレコルトマイスターは、これで公式戦連続無敗試合を17に伸ばした。これでFCBは、本日日曜の試合結果によらず、2位との勝ち点差を縮めることなく代表戦による中断期間を迎えることになり、関係者はみな満足げにミュンヘンへの帰路についた。

「とても満足している」とマティアス・ザマーは、ヘッセン州を出発する前に語った。最近数週間は、ASローマ、ボルシア・メンヒェングラットバッハ、ボルシア・ドルトムント、DFBポカールでのハンブルガーSV戦など、難しい試合が続いていたが、うまく乗り越えることができて「チームの団結力がさらに一層深まった」とスポーツディレクターのザマーは言う。
「オイルが行きわたり、歯車の回転がスムーズになってきた」

ミュラー、2度目のハットトリック達成

51,500人が駆けつけたチケット完売のコメルツバンク・アレーナで、誰もが認めるMVP的活躍を見せたトーマス・ミュラーも、ザマーと同感、こう語った。
「ここ数週間でまた、小さな一歩だが前進できた。連携プレーに安定感が出てきた」
ミュラーは、この日2度目のハットトリック(22分 / 64分 / 67分)を決めており、彼一人でフランクフルトを粉砕したといっても過言ではないだろう。
「我々は現在良いサッカーができている。しっかりとしたコンセプトに基づき、ゲームプランを遂行している。誰が出場しても、やるべきことをわきまえているんだ」
4点目を決めたのは、途中出場のシェルダン・シャキリ(86分)だった。

もっとも、試合開始後しばらくは、まさか一方的な展開になろうとは、誰も思わなかっただろう。フランクフルトは、トーマス・シャーフ監督がいうように、FCBを「心地よくプレーできない」ようにしていたからだ。マリオ・ゲッツェは「フランクフルトは前半、かなりの運動量で前線からハイプレスをかけてきた」と分析している。バイエルンのペップ・グアルディオラ監督も、「前半は中央のフリーな選手を見つけることができなかったから難しかった」と認めている。
「トーマス・シャーフのチームを相手にするのは、いつだって難しい。彼らは激しい守備を見せていた」とグアルディオラは続けた。

《15人の守備防壁》

「フランクフルトは、とてもアグレシッブにプレーしていた。最近の対戦相手とは全く違っていた。15人で守備防壁を築いた上に、ペナルティーエリアにチームバスまで駐車しているかのような(守備的な)チームではなくて、楽しかったよ。慣れるのには少し時間がかかったけれど」とミュラーは語った。均衡を破ったのは、22分の彼の先制点だった。
「先制点を取るまでは、いつも厳しい戦いになる。ハードワークを続けて、チャンスを作り続けるしかない。だが、それがうまくいったと思う」とゲッツェは付け加えた。

後半に入ると、ミュンヘンは支配力を増し、フランクフルトには前半のオーバーペースのツケが回って来た。
「フランクフルトに高い位置からプレスをかけられたため、ビルドアップがうまくできなかった。だが(彼らの)最前列さえ乗り越えることができれば、その分裏のスペースが待っていた。そこを幾度かうまくつくことができた」とミュラーは総括した。終わってみれば、フランクフルト戦はバイエルンの圧勝で幕を閉じた。11節を終えたバイエルンは、この試合で8勝目をあげた。

「今は、ものすごくうまくいっている。楽しくてたまらないのが、フィールドにもあらわれている」とキャプテンのフィリップ・ラームは述べた。彼は、これから始まる代表戦による2週間の中断期間を楽しみにしているようだ。
「よいタイミングでブレイクがきた。休養が必要な選手も数名いる」とザマーも、過密スケジュールによりケガ人が増えていることを踏まえて語った。
「その後は、冬休みまで残すところ4、5週間。これを全力で、集中して乗り越える。そうすれば、ゆっくりと冬休みを迎えることができるだろう」