presented by
Menu
「次元が違う」

「卓越した姿勢」を見せた前季王者

ダービーに勝利し、連勝記録を更新し、20回目のヘルプスト・マイスター(秋の王者)に輝いたFCバイエルンは、完全に無傷の状態でウィンターブレイク前のラストスパートに差し掛かった。ダークホースとしてリーグ戦3位につけていたFCアウグスブルクですら、最終的に4-0(0-0)で圧倒し、第15節を終えた時点で未だに黒星なしをキープしている。首位で冬季中断期間に突入するのもこれで4シーズン連続。だから、FCBの選手たちのロッカールムが良いムードに包まれているのは至極当然のことである。

満員のSGLアレーナでの試合後にカール=ハインツ・ルンメニゲが「チームと監督は本当によくやった。贈る言葉は称賛しかない」と絶賛。そして、今季前半戦であと2試合を残しながらも非公式タイトルであるヘルプスト・マイスターを獲得したことは、「順当だ」と強調し「この結果にはただただ脱帽だ」とここ数ヶ月間のパフォーマンスを称賛した。

「次元がう」

スポーツディレクターのマティアス・ザマーも、アウグスブルク戦の特に前半でのチームの「前向きで卓越した姿勢」について言及し「前半は簡単ではなかった。アウグスブルクは非常に安定していて、高い組織力や球際での積極性を見せていた。彼らは本当によくやっていたよ」と讃えた。そして、ハーフタイム中に選手と監督が「絶対に勝利したいんだ」ということを再確認していたという。

アウグスブルクは、豊富な運動量で約60分間プレッシングをしてきて、バイエルンを苦戦させた。しかし、58分にメーディ・ベナティアが自身のFCB初ゴールを奪取すると、アリエン・ロッベン(59、71分)とロベルト・レヴァンドフスキ(68分)が後に続き、13分の間に4点を奪ってみせた。FCA監督マルクス・ヴァインツィールも「バイエルン・ミュンヘンは次元が違う。彼らの底力はとんでもない。彼らの勝利は妥当な結果だ」と敗北を認めている。

るグアルディオラ

「2年前に全てを手に入れたにも関わらず、選手たちのメンタルの強さには毎回驚かされる。3日おきに行われる試合に必ず強い精神力を持って臨み、勝利して、勝利して、勝利する。これは凄いことだ。ここで勝利することが如何に難しいことか、私は知っている。だからこそ選手たちをとても誇りに思う」と熱く語ったのは指揮官ペップ・グアルディオラ。同監督は、前回のアウグスブルクとのアウェイ戦に0-1で敗れていたことも振り返ったが、今回は「この強敵」相手に見事な勝利を収めた。

4日間で2試合連続スタメン起用された主将バスティアン・シュヴァインシュタイガーは、アウグスブルク戦について「アウグスブルクが3位にいるのは偶然などではない。彼らは気持ちのこもったアグレッシブなサッカーをするし、前半は戦術面でも高いレベルのプレーを披露していた」とコメント。さらに「後半は底力を出して、良いプレーをすることができた。13分間で4ゴール、これは良いパフォーマンスの証だよ」と分析。そして、FWレヴァンドフスキは「前季王者など何の意味もない。シーズンの最後に首位の座にいなければいけないだけだ」と続けた。

あと2合で休暇入り

だが、バイエルンにここで一息ついている暇はない。火曜日の晩にはもう次の試合が控えているからだ。FCBは今年最後のホーム戦として、アリアンツ・アレーナでSCフライブルクを迎え撃つ。そして、その3日後にはアウェイで1. FSVマインツ05と対戦するのだ。ルンメニゲは「残りの2節も興奮せずにこなして、しっかりと取れる勝ち点を取らなければならない」と気を引き締め、ロッベンが「残りの2試合もしっかりとやり遂げなければ。そのから待ちに待った休暇だ」と付け加えた。