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目指せヘルブストマイスター

頂上決戦を待ち侘びるFCB

ブンデスリーガ第14節はFCバイエルンにとってトップゲームとなる。リーグ首位を走るFCB(勝ち点33)は土曜日の晩(現地時間18時30分キックオフ)、リーグ3位のバイエル・レヴァークーゼン(勝ち点23)を本拠地アリアンツ・アレーナで迎え撃つ。代表取締役社長カール=ハインツ・ルンメニゲが言うように、クリスマスを前にFCBファンは「もう一度本物の頂上決戦を楽しみむ」ことができるのだ。

ルンメニゲは「チャンピオンズリーグで早めに決勝トーナメント出場を決め、DFBポカールに勝ち残っていて、なおかつブンデスリーガでもこれまでの前半戦で素晴らしいパフォーマンスを見せてきた2チームが戦うことになる」と今節の重要性を強調。さらに、レヴァークーゼン戦は「簡単な試合にはならない。これまで築き上げてきた大きなリードを守るためには、いつも以上に高い集中力とモチベーションを持って臨まなければならない」と注意を喚起した。

リードを広げる

もし、リーグ2位のVfLヴォルフスブルクが敵地でハノーファー96に敗れれば、ルンメニゲの言う「リードを守る」どころか、現在の勝ち点差7を10にまで広げることが可能だ。もしそのシナリオが実現すれば、FCBは2012-13シーズン同様に前半戦3試合を残した時点で非公式タイトルの「ヘルブストマイスター(秋の王者)」の称号を手にすることになる。そうなれば、過去ブンデスリーガでは達成されたことのないFCBクラブ史上20度目、そして4シーズン連続のヘルブストマイスターとなる。

だが、こういった記録もバイエルンの選手たちにとっては二の次の出来事。「僕たちにとってはそんなに重要ではない」と言い切ったのはアリエン・ロッベン。そして最優先事項は直近9試合でまだ一度しか黒星をつけられていないレヴァークーセンに勝利することだという。「ブンデスリーガ戦がまだあと4試合残っているが、その全てに勝利したい。ウィンターブレイク中に下位を引き離して首位に立つためにね」と目標を掲げた。土曜日は簡単に勝てる試合でないことは重々承知している。

超攻撃的な両者

今節でも当然勝利を目指すロッベンだが、それでも土曜日のゲームはそう簡単にはいかないということも重々承知している。同選手は「とても難しいゲームになると思っている。レヴァークーゼンはただ守りを固めてくるだけではないだろう。おそらく徹底したプレーで前線からプレスを掛けてくるつもりだ」と相手の出方を予想。いずれせよ、超攻撃的な2チームの対戦と捉えていい。バイエルンは今季合計35得点とリーグ内最多ゴール数を誇り、レヴァークーゼンは25得点で2位につける。そして、シュート本数で比べるとレヴァークーゼンが246本で首位に立ち、バイエルンが243本で後を追いかける。そしてレヴァークーゼンの攻撃陣カリム・べララビ(シュート本数54)とハカン・チャルハノール(52)の2人が、今季50本以上のシュートを放っている唯一の選手だ。

バイエルンが特に気をつけなければならないのは、厳しいプレッシングとセットプレー。チャルハノールが公式戦で挙げた6ゴールのうち、5ゴールは直接フリーキックから決めている。「熱いゲームを期待できる」と試合を見据えるロッベン。選手層に関しては特に新しい動きはない。新たに負傷した選手もいなければ復帰する選手もおらず、マンチェスターC戦とヘルタBSC戦と同じメンバーが起用可能な状態だ。

バイエル・レヴァークーゼンに関する情報

  • 欠場が決まっている選手:キリアコス・パパドプーロス、シュテファン・ライナルツ(2人ともリハビリ期間中)

  • ロジャー・シュミット監督:ミュンヘンでの一戦は大きな大きな挑戦だ。バイエルンは非常に安定していて、選手個々のクオリティーがとても高い。彼らの明確なコンセプト、戦術的なチームプレー、そして特にあのチームスピリットが彼らの良い成績に繋がっている。我々は我々で自分たちのプレーを信じなければならない。自分たちが得意とすることはバイエルン戦でも実践しなければならない。決定機を作れる自信はある。その点に加え守備を疎かにしなければ、バイエルンを苦しめることはできるだろう。