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ダービー + 上位対決

FCB、秋の王者に王手

アウグスブルク・・・。本来はバイエルンがてこずるような相手ではない。バスで敵地へ向かい、勝ち点3を持って帰る。だいたいがこういった流れだった、昨年を除いては。2013-14シーズン、FCBはアウェイでFCAに53試合連続負けなしという記録をストップさせられたのだ。0-1で試合は終了した。だが、バイエルンは当時、つまり今年の4月初旬の時点ですでにリーグ優勝を決めており、CL準々決勝のマンチェスターU戦に向けて主力を温存していた。

金曜日に開かれた前日記者会見で、この前回の対戦についてグアルディオラが深く振り返ることはなかった。グアルディオラは「新しい試合だから比較はしない。同じことがおこらないように心掛ける。今あるリードを守るため、もしくはリードを広げるために勝ち点が必要」とだけ述べ、前回とは違う顔を見せることを強調した。

2位VfLヴォルフスブルクとの現在の勝ち点差は7。そして3位のFCアウグスブルクとの勝ち点差は12。お気付きの方もいると思うが、本来はもっと下の順位にいたアウグスブルクだが、ホームでの直近5戦全てに勝利しており、大きく順位を浮上させたのである。そもそも3位という順位自体が同クラブにとっては史上初なのだ。このことはフランク・リベリーも承知しており「アウグスブルクは今までよくやっている。僕たちも良いプレーをしなければならない。なぜなら、(アウグスブルクとのアウェイ戦は)簡単ではないからだ。集中して臨む必要がある」と警戒心を強めた。

フレッシュな選手を起用

グアルディオラも今節の難易度に関しては重々承知している。同監督は「彼らに失うものはない」と相手の現状を説明し「場所が小さい。スタジアムは満員になるだろう。これはダービー戦だ。彼らはアグレッシブで、速い選手がそろっている。闘志を剥き出しにしてくるだろう」と見据えた。とは言え、バイエルンが本命だということに変わりはない。グアルディオラは水曜日のモスクワとのCL戦でアウグスブルク戦に向けてしっかりと主力を温存させていた。リベリー、トーマス・ミュラー、アリエン・ロッベン、ロベルト・レヴァンドフスキは45分間の出場に留まっており、シャビ・アロンソとラフィーニャに至っては完全に欠場した。

そして、さらなる負傷者が出るどころか、クラウディオ・ピサーロ(筋束断裂)とジェルダン・シャキリ(脚の付け根の負傷)がすでにチームの全体練習に合流し、少なくともメンバー入りの可能性が浮上している。さらに言えば、バスティアン・シュヴァインシュタイガーも調子を取り戻してきており、モスクワ戦では膝の負傷から復帰後初めて実践でフル出場を果たした。同選手についてグアルディオラが「彼は良かった」と報告している。

もしバイエルンがアウグスブルク戦に勝利すれば、第15節を終えた時点でFCBの「ヘルブスト・マイスター(秋の王者)」が確定する。これは選手にとっても大きなモチベーションになるだろう。もし達成すれば、ブンデスリーガ史上初の4シーズン連続ヘルブスト・マイスターとなる。おそらくこの非公式タイトルが大々的に祝われることはないが、少なくともホームに帰るバスの中の雰囲気は良くなるはずだ。 

FCアウグスブルクに関する情報

  • 欠場する選手:マルヴィン・ヒッツ(十字じん帯部分断裂)、ヤン・モラヴェク(十字じん帯断裂)、ティム・マタヴジュ(足首じん帯断裂)、ロニー・フィリップ(リハビリ中)、ショーン・パーカー(リハビリ中)
  • マルクス・ヴァインツィール監督:もちろんバイエルンが本命だが、センセーションを起こすために全力を尽くすつもりだ。常に勝ち続けるのも無理だが、ずっと負けっぱなしでいるわけにはい。だから勝ち点1を目指す。だが、もし勝ち点3を取る隙があるならば取りに行く。昨シーズンに我々が勝利したことや、最近のチームのパフォーマンスからも、彼らが我々を軽く見ることはないだろう。