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目標:タイトル防衛

グアルディオラ、「小さなディテール」の改善作業

FCバイエルンは、現在特別な時間を過ごしている。フォルクスワーゲン・キャンプ・カタールでは「(キャンプ地の)素晴らしいコンディション」(グアルディオラ)に恵まれていることもその理由の一つだが、それに加え、チームは「現在、実にリラックス」しているからだとペップ・グアルディオラは言う。
「次の試合は3週間後。今はノープレッシャーで過ごせている」
ドイツのレコルトマイスターともなれば、これは実に珍しい心境であるともいえる。なんといってもバイエルンは、今年も三大大会の全てにおいて順調に勝ち進んでいるのだから。

グアルディオラは、何も練習でもリラックスしていると言っているわけではない。ドーハでは、日々厳しいトレーニングが行われており、本日土曜の午前練習では、短いスプリントを何本も組み込んで追い込みをかけていた。グアルディオラ自身は、どんな練習でも常に中心に立ち、鷹のような鋭いまなざしでディテールを見逃すことなく指示を送り続けている。

練習後にチーム宿舎で行われた記者会見では、最も大切なことはケガ人を出さないことだと、彼は集まった60名ほどの記者に語った。ドーハキャンプで重点を置いているのは、身体作りと戦術面での強化だという。
「我々のプレースタイルの小さなディテールを、戦術面で改善していく。シーズン中は、様々なシチュエーションについて特訓する時間があまりないからね」

グアルディオラは、冬休み前から改善点が多々あると強調してきた。記録的なリードで秋の王者に輝いた今年とて、例外ではないのだ。グアルディオラは「我々のリードは、勝ち点11。つまり3試合分だ」と述べ、こう続けた。
「つまり、残り17試合中14試合も勝たねばならない。14試合だぞ! 1勝や2勝では足りない」
だからこそ、彼はドーハでも気を抜くことなく集中した姿を見せているのだろう。

FCバイエルンは、後季開幕戦でいきなり2位のヴォルフスブルクとの直接対決をむかえるが、グアルディオラは「最高だ! その次にシャルケが控えている点も」と、強豪との連戦続きをポジティブに捉えているようだ。理由は、高い集中力を維持できるからだと彼は言う。
「そこで居眠りすれば、勝ち点を失うことになる。だが逆に最初の5、6試合でうまくプレーできれば、タイトル防衛の可能性を大きく引き寄せることになる」

ドイツマイスターに輝くことは、言うまでもなく、今年もFCバイエルン最大の目標である。
「私にとって最も重要なのは、ブンデスリーガのタイトルだ。リーグ優勝がかなえば、それは素晴らしいシーズンの証となる」とグアルディオラは述べた。それでは、チャンピオンズリーグはどうなのか? 総監督によれば「その瞬間瞬間の」コンディションが成功への鍵を握るという。そのためにも練習あるのみ!
「日々少しずつ成長することが私の目標だ。そうすれば重要な試合にも、もっと自信を持って臨むことができる」