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ガウディーノ&クルト

若手コンビ、成長のために“全身全霊“

トレーニング見学のファンが帰路に着いた頃、まだセンタリングを上げ、シュート数を競う者がいた。ジャンルカ・ガウディーノとズィナン・クルトの2人を止める者はいない。彼らはハードなトレーニングが終わった後も、練習場に残っていた。クルトはfcbayern.deに対して「僕たちはまだ若いのだから、他の選手よりも多く練習しないといけない」と語り、「そうでなくても喜んで長く残るよ。シュートを打つのは楽しい」と笑顔を見せた。

チームトレーニングにおいても、若い選手たちはやる気と喜びに溢れていた。ガウディーノが言うように、彼らは毎回のトレーニングでその能力を証明しなければならないが、そこに猶予期間は設けられていない。ガウディーノは「トレーニング1日目は、皆まだ僕に対して慎重な対応だった。今では誰も遠慮しなくなった。でもそれでいいんだ、そうでないと成長できない」と語った。

U19との違いは大きい。ガウディーノは「単純に言うとすべてが速い。考えている暇がない」と言い、クルトもそれに同意する。同選手は「プロ選手のトレーニングは世界レベルだ。でも良くついていけていると思う」と自分を評価した。若い選手の順応には、チームに長く所属している選手たちも一役買っている。その一人はトーマス・ミュラーだ。クルトは「彼は発破をかけるのがとても上手いんだ。年上の選手に檄を飛ばされるのは、いい印だ」と笑った。

「本当に素晴らしいよ!」

まだ公式戦に出場していないクルトに対し、ガウディーノはすでに最初の1歩を踏み出した。当時17歳だった同選手は、ヴォルフスブルクと対峙したブンデスリーガ開幕戦で公式戦デビューを果たしたが、その際心の準備をする時間など全くなかったという。ガウディーノは「本当にあっという間だった。試合直前のホテルで監督に言われたんだ」と語った。同選手は「最高の気分だったけど、同時にかなり緊張していたよ。でもピッチにたったら良くなった。試合に集中して、他に意識がいかなくなったからね」と当時を思い返した。ガウディーノはこれまでにFCBとして合計6試合に出場している。

クルトは「ジャンルカはとてもいいパフォーマンスをした。手本にしてもいいくらいだ」と打ち明けた。同選手はガウディーノのことを「特別良く理解できる」友人だというが、「彼はボールをどちらの足でもさばけるんだ。本当に素晴らしいよ!」とガウディーノが両足利きであることを賞賛した。そのクルトが公式戦デビューを飾るのは一体いつになるだろうか。それについて左利きの同FWは「特に目標の設定はしていない。いつでも全身全霊で取り組み、監督にアピールしていきたい」とコメントした。そのためにも、クルトは今後も喜んで居残りトレーニングを行うのだろう。