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ラウンド16、ファースト・レグ

ドネツクで「扉を開けるつもり」のFCB

ブンデスリーガ後季初めの4試合を終え、FCバイエルンは2月17日(火)夜、再び国際試合に臨むことになる。FCBとチャンピオンズリーグ決勝トーナメント初戦で対戦するのは、ウクライナのトップチームであるシャフタール・ドネツクだ。ウクライナで行われるこの試合で、バイエルンの目標ははっきりしている:3月11日にミュンヘンで行われるセカンド・レグでベスト8進出を決めるための、ポジティブな試合結果だ。

FCBの代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲは、「今からが本当の始まりだ。すべての試合にリスペクトと高い集中力をもって挑まなければならない。ここを突破し、準々決勝に進むための扉を開けるつもりだ」と月曜日午後、リヴィヴへと向かう前に意気込みを語った。ドネツクとの対戦は、ウクライナ東部の政治的情勢不安のため、ポーランドとの国境に近いリヴィヴで行われることになっている。

ウクライナ情勢はひとまず脇に

ルンメニゲは「特別な状況下で行われる試合だとわかっている。当然のことだ」といい、ドネツクから約1000kmの距離にある2012年ヨーロッパカップ開催地のリヴィヴを対戦の地に決めたUEFAに理解を示す。同氏は「受容できないものではない」と言い、アリエン・ロッベンも同意する。ロッベンはウクライナの情勢について、「もちろん頭にはある。僕たちはサッカー選手である前に、1人の人間だ。今ウクライナは良い状況ではない。ドネツクには行かないし、政治情勢についてはひとまず脇に置いておくよ」と語った。

ホルガー・バドシュトゥーバーは、「もちろん情報は耳に入ってくるよ、世間から切り離されているわけではないからね」と言う。同選手は今週末、8-0の大勝利を飾ったハンブルガーSV戦で公式戦カムバックを果たしたばかりだ。バドシュトゥーバー曰く、FCBは選手全員が集中して取り組むべき「難しい試合を前に」しており、「ドイツとは違う状況だが、良い試合をして勝ちたいと思うことに変わりはない」と力強くコメントした。

まだ休暇中のシャフタール

このようにして土曜日の夜から、CLで5度の優勝経験のあるバイエルンは3度目の決勝ラウンド進出を果たしたドネツクとの対戦へと焦点を絞っている。ウクライナは現在ウィンターブレイク中で、休暇前最後の公式戦は69日前まで遡るが、これはFCBがシャフタールを過小評価する理由にはならない。ルンメニゲは「ドネツクは12、3人ものブラジル人選手を抱えているし、監督もきっと十分な休養がとれたに違いない。簡単なゲームにはならないだろう」と説明した。

ロッベンも「ドネツクを過小評価する人が多い気がするが、実際には大変優れたチームだ。とても足の速いブラジル人が何人もいて、カウンターの危険が高い。本当に危険なチームだ。全力を出さなければ負けてしまうだろう」と、しっかりと集中してプレーすることを肝に銘じる。そこにバドシュトゥーバーも「特に攻撃面で才能のある選手を相手とする、厳しい戦いになるだろう」と付け加えた。中でもドネツクに所属するブラジル人ルイス・アドリアーノは、現在CLで最も得点数の高い選手だ(9得点)。

アロンソは好調、ピサーロとガウディーノは欠場

監督ペップ・グアルディオラもまた、「バロセロナの監督として4、5回ドネツクと対戦したことがある。大変優れたCBやブラジル人MFを擁している。それに選手達はとても速い。CLでの経験も多い」とシャフタールに対して警戒するようチームに繰り返し言い聞かせた。その相手方MFの動きを止めるために、火曜日の試合でグアルディオラはシャビ・アロンソの活躍を再び期待できるだろう。CL100試合出場を目の前にしたベテランの同選手は、筋肉の問題のため直前でHSV戦の欠場を余儀なくされた。

その他には、ブンデスリーガで出場停止処分中のジェローム・ボアテングも起用可能であり、メディ・ベナテイアと共に中央の守備を任されることになりそうだ。それに引き換え、ジャンルカ・ガウディーノ(インフルエンザ)とクラウディオ・ピサーロ(筋肉の問題)はリヴィヴへの同行も諦めることに。しかし例え両選手が欠けていようとも、HSV戦での大勝利はFCBに、ドネツクとの厳しい1戦を凌ぐための十分な自信を与えたことだろう。CL得点者のトーマス・ミュラーは「火曜日の試合では、今のコンディションをそのままピッチ上に持っていくつもりだ」と語った。