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5ヶ月ぶり

FCB、バドシュトゥーバーの復帰に「歓喜」

スタジアムの通路の先にあるミックスゾーンでは、大勢の記者がホルガー・バドシュトゥーバーを待ち構えていた。154日ぶりの公式戦でハンブルガーSVを8-0で粉砕した最高の復帰劇を見せた彼に話を聞くために。

「最高だった」とバドシュトゥーバーは、グランドに戻って来れたことを喜んだ。彼の前回の出場は、VfBシュトゥットガルトと対戦した第3節(2-0で勝利)。25歳のバドシュトゥーバーは、この試合で筋・腱断裂の重傷を負い、5ヶ月もの離脱を余儀なくされた。だがそれももう過去の話。
「まずまずだった。最初はそれが肝心」とバイエルンの育成部門生え抜きのディフェンダーは語り、「これから上げていくよ」と続けた。

バドシュトゥーバーは、この日圧倒的なパフォーマンスを見せたチームの守備陣を完璧な守りで支えた。試合中、1対1を全て制した(9回)のは、FCBのチームの中ではバドシュトゥーバーただ一人。さらにバドシュトゥーバーは、117回のボールタッチを記録、バスティアン・シュヴァインシュタイガー(122タッチ)に次ぐタッチ数で、ビルドアップにも貢献した。
「ビルドアップに関しては、バドシュトゥーバーは、左足を使えば世界でも一二を争うディフェンダーだ」と、シュヴァインシュタイガーは「彼がいるとゲームが作れる」とバドシュトゥーバーを絶賛した。

「まだ時間が必要」

ペップ・グアルディオラも満足げにこう語った。
「ホルガーのことはみな喜んでいる。彼にはいろんな長所がある。ヘディングに強いし、足も速い、だが何よりもビルドアップを任せたら、彼の右に出る者はいない。今後はしばらく練習と試合を繰り返していけるよう願っている」
ケガ明けの自分を「90分間信頼」してくれた監督に、バドシュトゥーバー本人はとても感謝しているという。今後も「引き続きアピールしたい」と彼のモチベーションは高い。

もっとも焦りが禁物であることは、本人も百も承知。
「以前の自分に向け、一歩踏み出したに過ぎない」という彼は「まだまだ時間が必要なことは分かっている」と語った。それでもチャンスがあればチームの力になりたいとバドシュトゥーバーは、「やらせてもらえる時には全力を尽くす」と誓った。
「彼が戻ってきてくれてみな喜んでいる」とシュヴァインシュタイガーが言うように、バイエルン全体が彼の復帰に歓喜していることは言うまでもない。