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「楽観している」

「負けるか勝つか」ドネツク戦に向けて準備万端のFCB

ペップ・グアルディオラはピッチの上を歩き回っていた。頭を垂れ、右手を額に当てて。思い悩む彼の前後左右では、選手たちがパス練習をしていた。FCバイエルンの同監督は、チャンピオンズリーグラウンド16のセカンドレグ、シャフタール・ドネツク戦(3月11日(水)、現地時間20時45分)に向けた最終調整の最中、暗闇の中にいた。もちろん、今シーズン中で最も重要な一戦を前にした緊張は大きい。一方、ホルガー・バドシュトゥーバーは「負けるか勝つか、そのどちらかだよ」と達観した様子だった。

バイエルンは現状、アリアンツ・アレーナでのホーム戦に勝たなければならない。3週間前のファーストレグがスコアレスドローに終わったことにより、シャフタールは、バイエルンホームで少なくとも1点以上取れば結果が引き分けでも準々決勝に進むことができるからだ。バドシュトゥーバーは、「危ないね。強豪相手に簡単な試合にはならないだろう」と警戒する。そんな状況だが、チームは堂々としてピッチに入ることだろう。同僚のフランク・リベリーは「僕たちは自分たちの戦術を考えてある。とても楽しみだ」と語り、さらに「ホームで戦うという地の利もある」と付け加えた。

FCバイエルンは、今季16のホーム戦のうち15戦で勝利を収めている。それに加えて、同チームはチャンピオンズリーグの舞台では初めて、7万人のファンの前でプレーすることになる。このことは、アウェイ戦同様、シャフタールの攻撃陣による矢のように速いカウンターを阻止したいバイエルンにとって、有利に働くに違いない。グアルディオラは記者会見で、「明日のプランも前回と同じだ」と明かした。しかし攻撃面ではもちろん「より多くのゴールチャンスを生み出さなければならない」と付け加えた。

シャビ・アロンソは欠場

グアルディオラが11日(水)夜にどの選手を起用するかは、まだ未定だ。確実なのは、シャビ・アロンソがファーストレグでイエローおよびレッドカードを受けたことにより出場停止となることだ。チアゴとハヴィエル・マルティネスも未だ起用可能な状態ではない。。主将フィリップ・ラームは9日(月)からチームトレーニングに加わっているが、シャフタール戦への出場は時期尚早と見られる。

グアルディオラは「私は楽観しているよ。選手たちを信頼しているからね」と心境を述べ、かつ、「シャフタール・ドネツクは、ここドイツで優勝を争えるほどのレベルにある」と、同チームが紛れもないトップチームであることを再度明言した。だからこそ、バイエルンが雑な試合をすることは許されない。モットーは「準々決勝へ駒を進めるか、去るか」だ。