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喜ぶレイナとレヴァンドフスキ

「重要な勝利」を「誇りに思う」バイエルン

CL決勝トーナメント初戦のドネツク戦から、ブンデスリーガの南北対決、対ブレーメン戦のキックオフまではたったの65時間しかなかった。普通は足に疲労が溜まり、メンタル的にも厳しい状況なものだが、それでもバイエルンは、ラームが言うように「センセーショナル」なパフォーマンスを引き出した。試合開始から数分でその疲れを吹き飛ばし、最終的には順当かつ全く危なげのない4-0(2-0)という勝利を挙げた。ペップ・グアルディオラもこの結果について「今日は特に、このチームの監督であることを誇りに思う」とコメントした。

セバスティアン・ローデはこの一戦を「戦った試合」と振り返ったが、選手たちはその熱い試合でも頭だけは冷静に保ち、効果的なプレーをしていた。まず24分、トーマス・ミュラーが完璧な軌道のミドルを決めてチームに先制点をもたらした。ミュラー本人はこの得点について、「古い決まりがあるんだよ。『エリアの外から僕に左足で打たせてはいけない』ってね。ブレーメンは侮っていたみたいだ」と冗談を言って笑いを誘い、「いや、とにかくあそこでやるべきプレーをしただけだよ。そうしたら左足が付いてきてくれた」と、そのシーンを説明した。

直近の公式戦3試合で5ゴールを挙げているミュラー。このミュラーが関与しなかったゴールは、45分のダヴィド・アラバのフリーキックだけ。カウンターから挙げた3点目のロベルト・レヴァンドフスキの得点(76分)も4点目(90+1分)も、ミュラーの見事なアシストから生まれている。「またしても圧倒して勝てたことを誇りに思っている」と話すミュラー。アリエン・ロッベンとフランク・リベリーが欠場したことにより、この日先発出場を果たしたローデは、「トーマスのスーパーなゴールでこの試合が始まった。最終的に、僕たちは良いカウンターを仕掛けていたよ」とチームメイトを称賛した。

レヴァンドフスキ「本当に、本当に良い効果がある」

FCBは現在、ブンデスリーガの直近6試合を信じられないほどの大差で勝利している。得失点数はなんと27:2だ。これを上回る数字を記録したことがあるのは、35年前のハンブルガーSVのみ(28:3)。だが、ミュラーだけがこの好成績に直接貢献しているわけではない。レヴァンドフスキもまた、ブンデスリーガ直近5試合で4得点を奪取している。そして、バイエルンに来てから3度のドッペルパック(1試合2得点)を成し遂げ、今季13ゴールで得点ランキングも3位に浮上した。これには本人も手応えを感じており、「これは本当に、本当に良い効果がある」と述べた。

また、このブレーメン戦を記憶に残る試合としたのはペペ・レイナ(32歳)も同じだ。同GKは土曜日、ブレーメン戦で移籍後初の公式戦デビューを飾った。「素晴らしかった。チームメイトが僕をサポートしてくれた。そして僕たちは、自分たちが持つ情熱とキャラクター、そして連帯感を示した」とレイナ。グアルディオラは金曜日、自身のオフィスにレイナを呼び、前もって出場を伝えていたという。とにかくレイナは「出場することができて良かったよ」と喜びを噛み締めた。

レイナとシュタルケへの厚い信頼

バイエルンがブレーメンにいる間、マヌエル・ノイアーはミュンヘンに留まり、骨の折れる一週間の疲れを癒していた。ノイアーを温存する決断に至った経緯をグアルディオラはこう説明する。「マヌは世界一のGKだ。もしかしたら史上最高かもしれない。だが、彼は全ての試合でプレーしていた。たまには少し気持ちを回復させてあげる必要がある」。また同時に、レイナとトム・シュタルケに対する信頼も意味しているだろう。グアルディオラは控えのGKについて「2人とも経験豊富で、素晴らしい特徴を持っている」と称賛した。

チームスピリットが合致し、調子も良い。これらが揃うことで、バイエルンは明るい将来を見据えることができる。ローデも「本当に良い感じ」と現在の調子を説明。だが、タイトル獲得はまだチームにとって先の話だともいう。「最終的に決まらない限り、祝うことなど何もない」。バスティアン・シュヴァインシュタイガーも現状を同じように捉えていて、後ろにつけるヴォルフスブルクもまだ「連勝する可能性がある」と述べ、「僕たちもまだたくさんの難しい試合をこなさなければならない。だから、今回の勝ち点3は非常に重要だった」とコメントし、気を引き締めた。