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ラーム、子どもたちから質問攻め

「W杯決勝前は、素晴らしい気分だった」

FCバイエルン主将のフィリップ・ラームは、ワールドカップ及びチャンピオンズリーグ優勝者であり、ブンデスリーガにおいては何度も優勝を経験している。それに伴ってこれまで膨大な数の記者会見にも出席しており、大抵の質問に慣れているはずだった。しかしそんな彼も3月31日(火)の午後は、質問の答えを探して時間を必要とする場面もあったようだ。

この日、FCBキッズクラブの子どもたち30人がFCBのメディアセンターを訪れ、興味の赴くままにラームを30分間質問攻めにした。ラームは快く応じ、さらに「子どもの頃、FTゲルン・ミュンヘンでプレーしていた時に21-0で負けたことがある」と、自身最大の敗北について打ち明けもした。ジャーナリストの卵たちとラームの質疑応答を、fcbayern.deがまとめた。

どうしてサッカーを選んだの?
ラーム家にいつもボールが転がっていたんだ。それに幼稚園の友達がFTゲルンでプレーしていて、ある日僕に一緒に行くかと聞いてきた。そのようにして始まったのさ。

プロのサッカー選手になるためには、何が必要?
ラーム:一番大事なのは、楽しいかどうかだ。子どもの頃、まず午前中に学校へ行った後にトレーニングがあって、それから宿題をして、そしてまたトレーニング。たとえ気温が30度で、友達がみんなプールに遊びに行っていたとしてもね!そんなことは、サッカーが好きでないとできないことだ。そして自分に厳しくないといけない。この2つがまずは重要だ。それからもちろん、才能と幸運も必要になる。そしてもう1つは、派手な業より簡単なことを確実にこなすこと。僕は子どもの頃、何か特別なトリックを決めることなど出来なかった。でも、上手いパス回しやきちんとボールを受けることはとても重要だ。

オリヴァー・カーンやシュテフェン・エッフェンベルクのようなスターと初めて一緒にトレーニングした時、どう思った?
ラーム:大きな尊敬を抱いていたよ。その時僕は17歳くらいで、初めてプロ選手とのトレーニングに参加したんだ。本当に特別な体験だった。僕は興奮していたし、緊張もしていたけれど、同時に自分がきちんとプレーできるということを見せようとした。

スライディングをする時は、レッドカードをもらうか心配にならない?
ラーム:今までにそんな心配をしたことはないな。そもそも僕は、わざとファールをすることもない。バイエルンのアシスタントコーチで、僕のアマチュア時代の監督でもあったティガー、つまりヘルマン・ゲルラントに、「スライディングは、確信できる時にだけするものだ」と説明されたことがある。いつもそれを頭に置いているよ。

今までにたくさんの成功を収めているけれど、モチベーションを高めるものは何?
ラーム:単純にサッカーをするのが楽しい。これが一番大きなモチベーションだ。それに、僕は功名心が強い人間なんだ。子供のころからすでに、『イライラしないで』(ドイツのボードゲーム)でいつも勝ちたいと思っていた。

W杯決勝の前は、どんな気持ちだった?
ラーム:素晴らしい気分だったよ!ロッカールームで、「今日、僕たちは世界チャンピオンになる!」と思ったことをまだ覚えている。僕たちが優勝することを確信していたよ。

選手としてのキャリアを終えたあとは何をするの?
ラーム:まだ3年の契約が残っているし、その間はプレイしたいと思っている。そうしたら僕は34歳になっているけど、その後もサッカーには関わって行きたい。監督になることは上手く想像できないな。だが、FCバイエルンが僕の故郷だから、選手としてのキャリアが終わったあとも、おそらくここで何かできると考えている。