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「決勝のようなもの」

準々決勝進出を目指すFCB

DFBポカール21度目の決勝進出を目指してFCバイエルンは水曜日晩、アリアンツ・アレーナでアイントラハト・ブラウンシュヴァイクを迎え撃ち、決勝トーナメントベスト8を懸けて戦う。DFBポカールでは今回で6度目の顔合わせとなるバイエルンとブラウンシュヴァイクだが、両者の調子は完全に相反している状態だ。大量ゴールで勝利を積み重ね躍進するバイエルンに比べ、ブラウンシュヴァイクはブンデス2部(6位)で今年に入ってから一度も勝利なしと、不振が続いている。

「ベルリンの決勝がどんなに素晴らしいものかは経験した」と、決勝戦の舞台となるオリンピア・シュターディオンの雰囲気について熱く語ったのは指揮官ペップ・グアルディオラ。しかし同時に、「我々が勝ち進むと思われているが、自分たちのベストパフォーマンスを引き出す必要がある。それができれば、次のラウンドに進む大きなチャンスを手にできる。もちろん、準々決勝進出を目指している」と述べ、対戦相手を過小評価してはいけないと強調した。

最大の目標:ベルリン

指揮官のその思いは選手たちにも届いている。「ドイツの、そして欧州のサッカー界で、今年はベルリンが大きな役割を担うことを我々は知っている。何としてもそこまでたどり着きたい。5月末と6月頭にベルリンで数日間を過ごしたい」と話したのはミュラー。だがそのためには「まずブラウンシュヴァイクを倒さなければならない」と述べるDFホルガー・バドシュトゥーバー。そして水曜日の一戦を「難しい試合になる」と見据えた。

確かに、ブラウンシュヴァイクが今年未だに勝利を挙げていない(3敗1分け)というのは、逆に失うものが何もないということでもある。「何が起きてもおかしくない。決勝戦のようなもの」とグアルディオラも、負けたら終わりの決勝トーナメントに危険が存在することは重々承知している。スペインのカップ戦ではホーム&アウェイの2試合制が採用されているが、そのことについては「ビッグクラブにとってその方が楽」と本音を漏らしている。

63試合で196ゴール

こういった要因を考慮して、グアルディオラは当日、より確実にベスト8入りを果たすために「ベストメンバー」で臨むつもりだ。そして、対戦相手については「昨シーズンは彼と2回試合をした。監督は以前と同じトルステン・リーバークネヒトで、選手は数名入れ代わっているが、プレースタイルは同じ」と分析。

また、過去の対戦成績を見れば、間違いなく本命はバイエルンだと言える。過去17度の優勝経験を誇るバイエルンは、ブンデスリーガでもポカール大会でも一度としてホームでブラウンシュヴァイクに負けたことがない。さらに直近の公式戦6試合は全て無失点に抑えていて、最後にバイエルンが失点を許したのは1983年9月まで遡る。一方FCBは、ポカールの直近63試合で合計196ゴールを挙げており、14試合連続無敗の状態だ。

アイントラハト・ブラウンシュヴァイクに関する情報

  • 欠場する選手:ハヴァード・ニールセン(肉離れ)、マルク・プフィッツナー(殿筋の過度伸展)、デニス・ドーガン(筋肉系の問題)、デニス・クルプケ(膝の手術)

  • トルステン・リーバークネヒト監督:しっかり準備して臨み、良いパフォーマンスを見せたい。チームは、苦痛の限界に到達する準備ができている。これまで我々は、バイエルン相手にそこまで悪い試合をしてきたわけではない。パワーで相手を抑え、最近の1部クラブとの試合よりもより良いゲームにしたい。