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ポルト戦2ndレグ

「サッカー界の奇跡ではない」

カウントダウンが始まった―そして希望は十分にある。チャンピオンズリーグ準々決勝FCポルト戦の32時間前、FCバイエルンはすでに、キックオフを待ちきれない様子だった。主将フィリップ・ラームは「チームは燃えていて、やる気に満ち、コンディションも抜群だ」と語った。監督ペップ・グアルディオラは「この試合は、もちろん大きな挑戦といえる。しかしそのことについて考えすぎてはいけない。我々は単に勇敢で良いプレーをするだけだ。そうすれば、求める結果が得られるだろう」と断言した。

FCバイエルンは1週間前に、アウェイでの1stレグで1-3で敗北を喫した。準決勝進出を懸けた戦いは本日4月21日(火、現地時間20時45分)の夜、アリアンツ・アレーナで行われる。トーマス・ミュラーは「僕たちは全力で立ち向かうつもりだ。FCバイエルンが2-0でホーム戦に勝利することは、サッカー界の奇跡ではない。でもまずは勝利を得ないとね」と気を引き締めつつも、自信をのぞかせた。

ミュラーは、チームが「テンションを上げすぎずに試合に臨む」ことが重要だと考え、「僕たちはやみくもに特攻するべきではない」と言う。というのも、まさにそれこそがポルトの狙いだからだ。対戦相手にカウンターを決められたとしたら、バイエルンにとってさらに厳しい状況になるに違いない。監督グアルディオラは、「1stレグよりも、さらにリスクを恐れないプレーが求められる。CLで1-3の遅れを取り戻すのは簡単ではない」と覚悟を見せた。

最終調整はベルナトなし

しかし、もちろんバイエルンは諦めない。バイエルン・ファンの応援を背に受けて、多くの勇気と共に2ndレグに臨む。ラームは「1stレグに比べて有利な点は、僕たちがホームでプレーすることだ。ファンは僕たちを全力で支えるだろう。早い段階で1点奪うことができれば、全て可能になる。自分たちの実力はわかっている。だからこそ、僕たちが準決勝に進めると確信している」と力強く言い切った。

FCBのキャプテンは、月曜日の記者会見で楽観的な印象を残した。それはチームメイトのミュラーにも言える。しかし両選手とも、現状をしっかりと把握している。ミュラーは「僕たちには後がない」と認め、「あのようなミスが、よりにもよってCL決勝トーナメントで起こるなんて、本当にすごく不運なタイミングだ」と、苦い結果となった1stレグを改めて振り返った。

しかし起こったことは変えられない。幸運なことに、準々決勝の後半はこれからだ。選手層について言えば、グアルディオラには依然としてそう多くの選択肢は残されていない。1stレグとの唯一の違いは、バスティアン・シュヴァインシュタイガーが起用可能となることだ。アリエン・ロッベン、フランク・リベリー、ダヴィド・アラバ、メディ・ベナティア、ハヴィ・マルティネス、そしてトム・シュタルケは2ndレグも欠場することが確定している。フアン・ベルナトの起用については、まだはっきりとしない。同選手は足首の負傷により、最終調整に参加しなかった。グアルディオラは「ポルトは当然、バイエルンよりも足の疲れが少ない」と言うが、続けて「しかし明日の試合で重要なのは、足よりも頭のほうだ」と語った。そしてその点、バイエルンの準備は万全に整っているようだ。