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CL準決勝進出!

「信じられない!」バイエルンがゴールラッシュ

この10年間、アリアンツ・アレーナでは数々の名シーンが誕生した。例えば、2007年CLラウンド16レアル・マドリード戦でロイ・マカーイが決めた、試合開始からわずか10.1秒という電光石火のゴール。または後に優勝を飾った2013年での、強豪FCバルセロナ相手の4-0の勝利。それらと同様に、2015年4月21日という日付も長くファンの記憶に残ることだろう。FCバイエルンがCL準々決勝2ndレグのFCポルト戦で見せたものは、まったく「魔法のよう」だった。

FCバイエルン代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲは、「もう長い間バイエルンにいるが、今夜のような体験はそう多くない。家に帰ってから、『今日起きたことはまるで夢のようだ』と思うであろう試合だった」と打ち明けた。1-3でFCポルトに敗北した先週の1stレグ後、FCバイエルンにチャンスはないと多くの人が考えただろう。ルンメニゲは「しかし我々はこのように見事な勝利を手にした。ただ幸せな気持ちだ」と、その大きな喜びを口にした。

これによりドイツ王者のバイエルンは、クラブ史上初4シーズン連続でチャンピオンズリーグ準決勝に駒を進めることとなった。ジェローム・ボアテングは「僕たちはできるということを示したかった。そのことは試合開始直後から、誰の目にも明らかだっただろう」と説明した。同選手はCLで3得点3アシストを挙げ、最も得点にからんでいるCBだ。

実際、バイエルンは試合序盤から怒涛の勢いで攻め込み、ポルトはただバイエルン選手を追いかけるのに精一杯となった。その結果、バイエルンはチアゴ(14分)、ジェローム・ボアテング(22分)、ロベルト・レヴァンドフスキ(27分と40分)、そしてトーマス・ミュラー(36分)と、前半中に5得点を挙げた。ルンメニゲは「早い段階での先制点によって、流れを引き寄せることができた。その後はチームがチャンスを量産し、ゴールラッシュとなった」と分析した。

「本当にものすごくいいプレーをした」

マヌエル・ノイアーは「すべてが完璧だった。5-0でハーフタイムを迎えるなんて、誰も想像していなかった」と試合を振り返る。バイエルンの守護神はこの日、唯一ジャクソン・マルティネス(73分)に失点を許している。主将フィリップ・ラームは、相手に対して「心と情熱をもって、アグレッシブに」立ち向かったと自身のチームを評価し、マリオ・ゲッツェは「僕たちは皆、100%の力を出した。絶対に準決勝に進みたかった」と心境を述べている。6-1となったシャビ・アロンソのゴール(88分)より、バイエルンの勝利はより確かなものとなった。

監督ペップ・グアルディオラは、「ここ数日、『我々には可能だ』と感じていた」と打ち明けた。同監督は記者会見にて、「信じられない。選手たちに感謝する」と選手たちを称えた。トーマス・ミュラーは、全選手が集中してそれぞれの役割を果たして「チームとして大変優れた成果」を出したと話した。特に見事な活躍を見せたのはロベルト・レヴァンドフスキだ。同選手は、CLにてFCバイエルン初のドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

レヴァンドフスキは「僕たちは本当にものすごくいいプレーをした。僕たちはFCバイエルンだ。僕たちなら何でもできる。全てに勝利したい」と未消化の試合に対して意気込む。その中にはCL決勝戦も含まれていることは言うまでもない。しかしまだ、やるべきことは残っている。どのチームを相手取っても容易い対戦とはならないだろうが、火曜日の晩以来、1つはっきりしていることはある。それは、ルンメニゲも言うように「きっと我々自身も、他のクラブにとって簡単な相手ではない」ということだ。