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「ディテールが勝敗を分ける」

「自信を持って」ポルト戦へ

メンバー面で制約があるFCバイエルンだが、スポーツ面では高いモチベーションを持ってチャンピオンズリーグ準々決勝・FCポルト戦に挑む。最終的には、3人のGKを含む17人が、4月15日(水)夜(中央ヨーロッパ時間20時45分から)にエスタディオ・ド・ドラゴンで行われるこの一戦のメンバーに入っている。ドイツ王者のバイエルンは、来週21日(木)にアリアンツ・アレーナで行われるセカンドレグに向けての好スタートを目指す。

バイエルンの代表取締役カール=ハインツ・ルンメニゲは、「残念ながら我々は、信じられないほど多くの故障者を抱えている。怪我をしていない選手は13、4人しかいないし、残りはまだプロとしてプレーしたことのない若手ばかりだ」と述べ、今季のチャンピオンズリーグで未だ一度も負けていないポルトガルのトップクラブを相手にするには厳しいチームの現状を打ち明けた。そして、「現実的にならなければいけない。我々は明日、難しい試合を戦うことになる。集中し、かつ敬意を持ってこの試合に臨む。良い結果になることを願っている」と続けた。

ノイアーとボアテング復帰

ペップ・グアルディオラ監督は、多数の故障者を抱える現状について、これまでの2週間同様に「愚痴をこぼしたくない」と述べ、「状況は変わらないんだ。ここにいる選手たちで我々のベストを尽くす」と目の前の状況を受け入れた。従って、3-0で勝利した先週土曜のアイントラハト・フランクフルト戦から、多きくメンバーが変更されることもないだろう。前節との違いは、温存されいてたノイアーとジェローム・ボアテングが再び出場可能になることと、ホルガー・バドシュトゥーバーがまた選択肢の一つに含まれることだ。

それゆえ、トーマス・ミュラーが言うように、危機的な人員問題を抱えるFCBも「自信を持って」試合に臨める。また、その自信には直近10日間で3勝を挙げたことも大きく働き、ミュラーは「チームはこのメンバーでドルトムント戦、レヴァークーゼン戦、フランクフルト戦を戦い、グループとしてよりまとまるという3回の経験を積むことができた。これらがもちろんポルトと戦うときの力になるだろう」と語った。そして対戦相手に関しては、「ポルトは簡単にはやられない。準々決勝に難なく勝てるような試合はない」と述べ、「接戦」になると予想した。

パスを回したいポルト

ポルトガルリーグで2位につける同クラブの「高いクオリティー」は、グアルディオラも承知している。「ポルトはトップチームだ。彼らのレベルの高さにはとても驚かされた。1回良い試合をするだけでは次に進めない。準決勝に行くためには、2回良い試合をする必要がある」。またルンメニゲは、「アトレティコ・マドリードだろうとFCポルトだろうと、準々決勝まで勝ち残っているところは全て高いクオリティーを備えている。さもなければ彼らは準々決勝まで来れていない。過小評価してはいけないチームだということは、我々も分かっている」とポルトの実力を認めた。

また、グアルディオラの元チームメイトであるフレン・ロペテギ監督が指揮するチームは、普段ブンデスリーガで対戦している多くのチームとは「全く違う」プレースタイルを持っているという。「彼らはカウンターを武器とするチームではない。彼らは絶対自分たちでボールを回したいはずだ。良いプレッシングをしてくるし、攻守の切り替えも速い。ゲームも頻繁にコントロールしている。守備でも攻撃でも、スーパーなパフォーマンスを引き出す必要がある」とグアルディオラ。

これまでCLで合計26ゴールを挙げてきているトーマス・ミュラーは、「ボールを持つのが好きで、攻撃的なプレーをする南部の特性を持つ選手がポルトにはたくさんいる」と相手を分析。また、「僕の願いは、11人全員が自陣のボックス内で守る相手のときより、攻撃時にスペースを得ることだ」と、普段とは違う試合展開になることを望み、「面白いサッカーの試合になることを期待している。願わくば僕らにたくさんの得点チャンスが訪れるようなね。今回もディテールが勝敗を分ける」と、水曜日のキックオフを待ち侘びた。