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「危機的状況」

フランクフルト戦でアドリブが求められるFCB

シーズンが終盤に差し掛かったところで、FCバイエルンに選手層の問題が現れ始めた。ポカール大会準々決勝のレヴァークーゼン戦で負傷したメディ・ベナティアを欠く今、合計7人の選手が土曜日のアイントラハト・フランクフルトとのホーム戦(日本時間22時30分キックオフ)に欠場することになる。

ゼーベナー通りで金曜日に最終調整が行われたあと、ペップ・グアルディオラはチームの状態について「危機的な状況だ。非常に危機的だ」とコメントした。現役時代も含め、グアルディオラは過去に今のバイエルンを覆うような状況を経験したことがないという。その上なんと、金曜日にズィナン・クルトまで体調不良を訴えているのだ。「レヴァークーゼン戦の前にもたくさんの問題を抱えていたが、今はさらに多くの問題を抱えている」と嘆くグアルディオラ。

つまり、チャンピンズリーグFCポルト戦の4日前に行われるフランフルト戦では、とりわけグアルディオラの即興能力が求められる。レヴァークーゼンと120分間の死闘を繰り広げたメンバーは、グアルディオラが言うとおり全員「非常に疲れている」。かと言って、ローテーションできるほどのメンバーも揃っていない。それに加え、フィリップ・ラームやチアゴ、ホルガー・バドシュトゥーバーといったプレーヤーは、復帰を果たしたと言えど、ついこの間まで長期離脱中だったため、負荷を掛け過ぎることは許されないのだ。

あと4勝が必要なFCB

それでもグアルディオラは、優勝への一歩となる勝ち点3獲得のために、しっかり実力のあるメンバーをピッチに送り込むつもりだ。同指揮官は選手たちに「大きな信頼」を寄せながらも、「まだあと4試合に勝たなければならない。きちんと最後まで戦う」と気を引き締めた。確かに、最近の試合を通じてチームはよりひとつにまとまり、多数の故障者を抱えながらもドルトムント戦やレヴァークーゼン戦を制してきた。

「ここ数週間で選手たちについて多くのことを学んだ」と話すグアルディオラは、特に選手の「情熱と意欲を持って試合に勝つ」力強さを強調。そして、どんな状況に立たされていようと、変わらない姿勢でフランクフルト戦に臨むことを求め、「頭と足をコントロールできればいいのだが」と課題を挙げた。また、ミッドウィークに試合がなく、バイエルンのホームでは直近32試合中1勝しか挙げることのできていないフランクフルトに対しても気を抜くことのないグアルディオラは、「マイアーやアイクナー、シュテンデラといった選手を擁する非常に攻撃的なチーム」と相手を称賛し、警戒心を強めた。

また、セバスティアン・ローデにとって、土曜日は古巣との対戦になる。元フランクフルト所属で、約4年前にFCBとの一戦でフランクフルト時代最後のゴールを挙げたローデは、「この試合が本当に楽しみだ」とコメントした。だが、19ゴールで得点ランキング首位を走るアレクサンダー・マイアーは、今回のバイエルン戦では不在となる。同FWは、膝蓋腱の負傷で急遽欠場が決まった。

アイントラハト・フランクフルトに関する情報:

  • 欠場する選手:アレクサンダー・マイアー(膝蓋腱の怪我)、カルロス・サンブラーノ(肉離れ)、マルコ・ルス(膝の手術)

  • トーマス・シャーフ監督:バイエルン・ミュンヘンは世界一のチームだが、私にとって第一に重要なのは我々が何をするかだ。自分たちの実力を信じなければならない。我々には、そこで何かができるという自信が必要だ。

  • ケヴィン・トラップ:僕たちはやりづらい相手になり得るし、ミュンヘンで勝つことが絶対に不可能というわけではない。この試合で失うものも何もない。欠場者が多いとしても、バイエルンはトップレベル。だから100%以上の力で臨むつもりだ。