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難攻不落

ポルトでの「完璧な日」を振り返るノイアー

対戦相手は、シュートを放ち、ヘディングを試み、ゴールエリア内でダイレクトシュートを打ったり、1対1を仕掛けたり、やれることは全てやっていた。だがあの夜、マヌエル・ノイアーを攻略することはできなかった。現在FCBのGKを務める同選手は、勝敗を分ける大事なPK戦で、片手や片足を使って2本のシュートを防いだのだ。そうして、ノイアーは2008年3月5日、当時の所属チームFCシャルケ04をチャンピオンズリーグ準々決勝に導いた。そして、現在29歳のノイアーは、3月15日(水)の夜、バイエルンの一員としてFCポルトと再び対戦する。

同ドイツ代表GKは、ニヤリと笑って「ポルト戦では良い経験をしたよ」と7年前の栄光の日を振り返った。ノイアーは、「あの頃僕はまだ若いGKだった。僕にとって初めてのチャンピオンズリーグで、幸運にも全てが機能した素晴らしい1日となったよ」と当時の状況を説明し、「その後は残念ながらペップ・グアルディオラ監督率いるFCバルセロナに負けてしまったけど」と続けた。

エスタディオ・ド・ドラゴンが待ち遠しい

しかし今年のチャンピオンズリーグ準々決勝・FCポルト戦は、同じチームで戦うノイアーとグアルディオラ。グアルディオラ率いるバイエルンにとって、ノイアーは勝利をもたらす選手の1人であり、また、15日(水)の試合では必要とあらばポルト攻撃陣に再び絶望感を与える役目を担う存在でもある。マティアス・ザマーは、「ノイアーには絶好調でいてもらわねば」と同選手の重要性を強調した。

つい先日、レヴァークーゼンとのポカール戦でPK1本を止めたことで、かつてポルトが驚愕したノイアーの卓越した資質がより証明されることとなった。ザマーは、「試合だけではなく、PK戦でも並外れた選手がゴールを守っている」と認識することは、FCバイエルンの誰にとっても気分が良いことだと述べた。

チャンピオンズリーグでFCポルトと対決するにあたってノイアーは、2008年のセーブをもう1度振り返るつもりはない、と話しているが、再びエスタディオ・ド・ドラゴンで試合ができることは喜んでいる。同ドイツ代表GKは、エスタディオ・ド・ドラゴンでの初陣を自身のキャリアの中でのベスト・パフォーマンスに数えており、このスタジアムの「とても熱い雰囲気」を知っている。また、カール=ハインツ・ルンメニゲは「ノイアーはあのスタジアムで、たった1人でシャルケ04を救った」と回想し、「だから我々はその彼を買ったのだ」と付け加えた。