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「ぶっ倒れるまで戦う」

チーム一丸となって、メッシらにハートをぶつける

約15分間、ジャーナリストの質問に真摯に答えたハヴィ・マルティネスは、最後に「今日はもうドイツ語はいいよ」と述べて笑いを誘い、周囲を和ませていた。そのインタビューで主に聞かれていたことはやはり、バルセロナとのCL戦。マルティネスは集中して質問に答え、時に適切なドイツ語が思い浮かばない自分に怒り、最後の質問を終えると安堵の吐息をついていた。「終わった!」。報道陣は笑いに包まれ、マルティネスも機嫌良さそうにしていた。

マルティネスには、ご機嫌でいるだけの十分な理由がある。同選手は先週の土曜日、レヴァークーゼンとのアウェイ戦で8ヶ月半ぶりに復帰を果たしたのだ。そして「僕にとってあれはテストだった」と振り返り、「60分間プレーしたけど、膝にその反動はなかった。自分にスピードを感じたし、強い力も感じた」とテストの結果を報告。さらに同DFは、「チームを助ける準備はできている」と話し、水曜日のCL準決勝のバルセロナ戦に臨める状態にあることを強調した。

「お互いにサポートしあうことがカンプノウでは特に重要になる」と指摘したのはジェローム・ボアテングだ。特に、ネイマール、スアレス、メッシの攻撃陣をストップさせるには、連係が求められるのは明らか。「僕らを待ち受けているのは桁外れの攻撃陣だ。そこを僕たちは一つのチームとして対処しなければならない。大事なのは、全員で守備をして、全員で攻撃すること」とボアテング。

「僕たちがFCバイエルンだ」

ボアテングはさらに、「不注意はすぐに狙われる」と警戒し、「フォワードだけではない。バルセロナはチーム全体が世界最高峰」と相手を称賛した。そんな強敵との一戦は非常に難しいゲームになるし、すでに周知の事実だが、バイエルンは大きな人員問題も抱える。だが、それでも火曜日は「自信を胸に敵地へ乗り込む」と、意気込むボアテング。「カンプノウでの一戦が難しくなることは分かっている。でも、僕たちはFCバイエルンだ。何かを得るために敵地へ向かうんだ。何としても決勝戦に進出したい!」。

マルティネスは、リーガ・エスパニョーラで首位を走るバルセロナに準決勝で勝利する確立を「50:50」だと見ている。バルセロナについて同選手は、「彼らは世界一のチームのひとつだ。それに今季で最も調子の良い時期にいる」と分析。だが、2年前のカンプノウでの準決勝(3-0で勝利)を振り返り、「あの時は僕たちが何度も球際で勝っていた。それが水曜日も大事になる」と、白星へのキーポイントを挙げた。

いずれにせよ、マルティネスの復帰はバルサとの再戦になんとか間に合った。実際にプレーするかどうかはペップ・グアルディオラが決めることだが、それでも「僕たちは大きなハートを持っている。目標もある。だからそれを、持てるハート、アイデア、考えのすべてでもって達成したい。ぶっ倒れるまで戦うつもりだ」と、全力を捧げることを約束した。